Forever Love
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Forever Love | ||
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X JAPAN の シングル | ||
リリース | 1996年7月8日 1997年12月19日(Last Mix) 1998年7月22日(再発) 2001年7月11日(再発) |
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録音 | - | |
ジャンル | ロック | |
時間 | - | |
レーベル | イーストウエスト・ジャパン | |
プロデュース | YOSHIKI | |
チャート順位 | ||
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ゴールド等認定 | ||
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売上枚数 | ||
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X JAPAN 年表 | ||
DAHLIA (1996年) |
Forever Love (1996年) |
CRUCIFY MY LOVE (1996年) |
Forever Love(フォーエヴァー・ラヴ)は、X JAPANの12枚目(X JAPAN名義では6枚目)のシングル。1996年7月8日発売。発売元はイーストウエスト・ジャパン。
目次 |
[編集] 解説
セールスはX JAPANのシングルで4番目、オリコンチャートでも1位を獲得したものの、当時のX JAPANのシングルで顕著に表われていた初動高騰型のセールスだったため、2週目には10位にまで落ちている。その後度重なる再発や、タイアップなどもあり現在でも特に知名度の高い楽曲になっている。
特に有名になった出来事として、2001年当時内閣総理大臣であり自由民主党総裁であった小泉純一郎が自ら出演する自由民主党のCMにこの楽曲を使用したことが大きい。
これにより、ヘヴィメタルやハードロックというジャンルであり一般的にあまり聴かれることの少ない世代にも大きく知られることとなり、Xの活動をリアルタイムで見ていない若い世代や30代以上の人々にも聞かれることとなった。現在ではX JAPANの中で最も知名度の高い楽曲と言えるだろう。ただ、そのためXがこの曲のようなバラードソングを中心に演奏しているバンドだと思ってしまっている人も多い。
ファンやリスナーの中には、「小泉総理は、こういった一般受けしているバラード曲しか聞いたことがないのではないか」と考えているものもいるが、本来のXの持ち味である非常に激しいサウンドやロック色の極めて強い楽曲まで幅広く認知しており、X JAPANというバンド自体を好んでいることから自らのCMのBGMにX JAPANの楽曲を使用したという経緯がある。本来は「紅」などのテンポの速い楽曲を使用したいとも考えたが、多くの人が観る事になる党のCMにはあまりにも合わないという理由でこのようなバラードにしたとも言われている。
また、この楽曲には同じ「Forver Love」でもCD作品化されているものとして複数のアレンジやバージョンのものが存在する。オリジナル盤であり1996年に発売された所謂「オリジナルバージョン (シングルバージョン)」、シングルc/wになっている「Instrumental (カラオケ・バージョン)」、アルバム「DAHLIA」に収録された「Acoustic Version」、1997年に解散が決定した際に更にアコースティック色を強めエレクトリックギター、ドラムの音などをカットした「Last Mix」、HIDEの葬儀の際演奏され『ゴールド・ディスク・モニュメント』に収録されたバージョン、ライブアルバム『LIVE LIVE LIVE TOKYO DOME 1993-1996』に収録された東京ドームでの「1996.12.31 Live Version」と6パターンにも及ぶ。
さらに、シングルとして発売された回数も非常に多い。オリジナル盤発売の後、TOSHI脱退による解散に伴いLast Mixとしての発売、ギタリストHIDE死去に伴い『ゴールド・ディスク・モニュメント』のタイトルでの1998年7月の再発、更にオリジナルスタンドを付属しシングルA面では唯一のHIDE作曲楽曲「SCARS」との2枚組(1枚1曲のみの収録)での1998年10月の再発(作品タイトルは『ゴールド・ディスク・モニュメント』)、上記の自民党CMに使用されシングル化の要望が殺到した際のリマスタリング12cm盤としての2001年の再発と様々なものが存在する。会社やYOSHIKIの金儲けと非難する声も多いが、どれも大きな出来事によりこの楽曲の需要が上がった際リスナーが手に入れやすい状況にするために行われているものである。2001年に発売されたものは、オリジナルバージョンのほかLast Mix、The Last Liveでのライブ音源、Acoustic Versionの4曲が収録された。『ゴールド・ディスク・モニュメント』は現在廃盤であり、ここに収録されたものは限定盤であったため非常に貴重で僅少な音源であるため、現在音源を入手することは困難である。この再発盤では廃盤になった『ゴールド~』収録バージョンとインストを除く現行盤の4パターンを聴くことが出来る。
Last Mixが作品化された後は、様々なバージョンと区別するためオリジナルバージョンを「single ver.」などと表記し分かりやすくしている。発売時オリジナルのものにこういった表記はなく、正式な楽曲タイトルは「Forever Love」である。
[編集] 歌詞の元となった漫画
あまり知られていないが、「Forever Love」の歌詞は、タイアップとなったCLAMP原作アニメ映画「X」の原作を、YOSHIKIが当時発売されていた巻(おそらく5,6巻あたり)まで全てを読み作詞されたものであり、歴代のXのバラード曲の歌詞の中でも「Tears」に次いで、或いはそれ以上の異彩を放つのはこのためである。
この事については、CLAMP本人のイベントで話された。そして、X JAPANのタイアップ専用の書き下ろしとしては、この曲が最初で最後である。なお、映画「X」が公開される3年前に、プロモ的ビデオ「ダブルエックス」が発売されたが、その際にはXの「紅」「Silent Jealousy」「ENDLESS RAIN」「X」の4曲が使用された。
[編集] オリジナル盤・1998年 収録曲
- 作詞:YOSHIKI(#1)
- 作曲:YOSHIKI(#1,2)
[編集] -Last Mix- 収録曲
- Forever Love
- Longing ~Bootleg~
- 作詞:YOSHIKI(#1)
- 作曲:YOSHIKI(#1,2)
[編集] ゴールド・ディスク・モニュメント 収録曲
[編集] Disc 1
- Forever Love
- 作詞・作曲:YOSHIKI(#1)
[編集] Disc 2
- SCARS
- 作詞・作曲:HIDE(#1)
[編集] 2001年版 収録曲
- Forever Love (Single Version)
- Forever Love (Live Version From The Last Live)
- Forever Love (Acoustic Version)
- Forever Love (Last Mix)
- 作詞・作曲:YOSHIKI(#1~4)
[編集] 関連項目
オリコン週間シングルチャート第1位 1996年7月22日付 |
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前作: サザンオールスターズ 『愛の言霊 ~Spiritual Message』 |
X JAPAN 『Forever Love』 |
次作: SMAP 『青いイナズマ』 |
メンバー | |
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YOSHIKI - TOSHI - HIDE - PATA - HEATH - TAIJI | |
CDシングル | |
I'LL KILL YOU - オルガスム - 紅 - ENDLESS RAIN - WEEK END - Silent Jealousy - Standing Sex/JOKER - Say Anything - Tears - Rusty Nail - Longing ~跡切れたmelody~ - Longing ~切望の夜~ - DAHLIA - Forever Love - CRUCIFY MY LOVE - SCARS - THE LAST SONG | |
アルバム | |
VANISHING VISION - BLUE BLOOD - Jealousy - ART OF LIFE - DAHLIA | |
関連項目 | |
VIOLET UK - EXTASY RECORDS - JUN |
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