HONEY (L'Arc~en~Ciel)
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HONEY | ||
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L'Arc~en~Ciel の シングル | ||
リリース | 1998年7月8日 2006年8月30日(再発) |
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ジャンル | J-POP | |
時間 | 3分47秒 | |
レーベル | Ki/oon Records | |
プロデュース | L'Arc~en~Ciel 岡野ハジメ |
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チャート順位 | ||
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ゴールド等認定 | ||
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売上枚数 | ||
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L'Arc~en~Ciel 年表 | ||
DIVE TO BLUE (1998年) |
浸食 ~lose control~ HONEY 花葬 (1998年) |
snow drop (1998年) |
HONEY(ハニー)は、L'Arc~en~Cielの11枚目のシングル。1998年7月8日発売。発売元はKi/oon Records。
解説
現在のラルクでNo.1の売り上げを誇るシングルで、言わずと知れたラルクの代表的な楽曲。2006年の12cm盤の再販で自己最高売上を8年振りに更新し累計123.4万枚となった。『花葬』、『浸食 ~lose control~』の2枚と同時発売された。この3枚同時発売は当時としては非常に稀な事で、マスコミなどの各メディアで大々的に騒がれる事態となった。直前に出したシングル『winter fall』、『DIVE TO BLUE』、アルバム『HEART』のヒットもあったが、この3枚同時発売でラルクの知名度は飛躍的に上昇、同期デビューで当時既にトップアーティストとなっていたGLAYと肩を並べる存在となった。
ちなみにこの曲はhydeがファンクラブイベントである「ハワイ・アン・シエル」で訪れたホノルルで夕日を見ながら書き上げたので「ホノルルの夕べ」という仮タイトルだった。
曲調はシンプルにギター、ベース、ドラムというバンドサウンドだけで構成されたギターロックで、3枚同時発売されたシングルの中では最もキャッチーなナンバー。結果そのキャッチーさがライトファン受けに繋がったことがこのビッグセールスの理由だとも言われている。ただ、そのライト受けと裏腹にコアなファンには「本来のラルクらしくない」などと受けが悪く、代表曲には『虹』の方を挙げる事が多い。
そして、そのラルクの3枚同発シングルと時を同じくして発売されたのが、当時ベストアルバム『Pleasure』のヒットなどもあり波に乗っていたB'zの『HOME』。B'zはオリコンシングルチャートでの21作連続初登場1位獲得が掛かっており、B'zファンの間でも「今回はラルクに1位を取られるんじゃないか」という懸念があったが、最終的な結果はB'zが1位、ラルクは『HONEY』、『浸食~lose control~』、『花葬』の順に2, 3, 4位となった。ちなみにプラネットのシングルチャートではラルクが1,2,3位、サウンドスキャンのシングルチャートではB'zが1位になっている。また、次の週に『HONEY』は1位へと順位を上げ、この月の売上ナンバーワンにも輝いた。
なお、この週B'zと『HONEY』の差はわずか1万枚程度であり、現在でも「チャート史上に残る大接戦」と言われている。
収録曲
- HONEY
- (作詞・作曲:hyde 編曲:L'Arc~en~Ciel & Hajime Okano)
ADDITIONAL MUSICIANS
オリコン週間シングルチャート第1位 1998年7月28日付 |
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前作: B'z 『HOME/The Wild Wind』 |
L'Arc~en~Ciel 『HONEY』 |
次作: ポケットビスケッツ 『Power』 |