INACレオネッサ
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INACレオネッサ | |
原語表記 | INACレオネッサ |
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愛称 | INAC |
クラブカラー | 赤 |
創設年 | 2001年 |
所属リーグ | なでしこリーグ |
所属ディビジョン | 1部 |
ホームタウン | 兵庫県神戸市 |
ホームスタジアム | 加古川運動公園陸上競技場ほか |
収容人数 | 約15,000 |
代表者 | |
監督 | 田渕径二 |
INACレオネッサ(あいなっく-)は、 日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)に所属する女子サッカーのチーム。本拠地は兵庫県神戸市。愛称「レオネッサ」はイタリア語で雌ライオンを意味する。
関西女子サッカーリーグ1部を制したことにより日本女子サッカーリーグ(L・リーグ:当時の略称)加盟が認められ、翌2005年に2部(L2)へ参加した。
なお関連組織として、小学3年生以上を対象にしたトレーニングセンター、中・高校生を対象にしたジュニアコース、若手育成の「INACレオンチーナ」がある。
目次 |
[編集] クラブの概要・歴史
スポーツ事業などを手掛ける「アスコホールディングス」(神戸市中央区)が設立。アイナック(INAC)とはInternational Athletic Clubの略で、神戸市および兵庫県におけるスポーツコミュニティの担い手を育成し、さらには国際的な活動も展開していく総合スポーツクラブとして2001年4月に設立された。女子サッカーチーム「レオネッサ」は11月に誕生。
2003年に「平成15年度兵庫県女子サッカー選手権」で優勝を果たし、2004年には地域密着のコンセプトをより一層深化させるため、チームの運営法人となる「アイナック」がNPO法人を取得。関西女子サッカーリーグ1部を制し、全日本女子サッカー選手権大会にも出場を果たした。
これらの成果により、同年12月のL・リーグ評議会で、翌2005年のL・リーグ加盟が承認された。
L・リーグ1年目のシーズンはブラジル人選手2人を中心に勝利を重ね、わずか1年でL2優勝と2006年のL1(→ディビジョン1)昇格を決めた。
2006年には伊賀FCくノ一から原歩と藤村智美、韓国代表の李珍和を獲得してディビジョン1に参戦。レギュラーリーグではレベルの違いなどから苦戦し最下位となったがシーズン後半に強豪の日テレ・ベレーザと3-3で引き分けるなどの底力を見せ、プレーオフ(下位リーグ)では怒涛の快進撃で3戦全勝。第5位でリーグを終了した。よい意味でも、悪い意味でも何を起こすか分からないエンターテイメント性の高いチームである。
[編集] チーム成績
年度 | チーム名 | リーグ | チーム数 | 試合 | 勝点 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 順位 |
2005年 (第17回) |
INACレオネッサ | L・リーグ2部 (L2) |
7 | 18 | 49 | 16 | 1 | 1 | 1 |
2006年 (第18回) |
なでしこリーグ ディビジョン1 |
8 | 17 | 16 | 4 | 4 | 9 | 5位 |
- 2006年は8チーム2回戦総当たりの「レギュラーリーグ」(RL)後、その順位に基づき上位と下位の各4チームによる1回戦総当たりの「プレーオフ」(PO)を実施。試合数はRLとPOの合計。成績は年間順位。
[編集] チームカラー
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- チームカラーは赤
[編集] 歴代監督
(日本女子サッカーリーグ参入以降)
- 2005年 - 田渕径二
[編集] 選手(2006年現在)
[編集] 現在の所属している主な選手
(数字は2006年の背番号)
[編集] かつて所属していた選手
2007 mocなでしこリーグ |
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なでしこリーグ1部 |
アルビレックス新潟レディース| 浦和レッズ・レディース| 日テレ・ベレーザ| 大原学園JaSRA女子 |
なでしこリーグ2部 |
TEPCOマリーゼ| ジェフ千葉レディース| ASエルフェン狭山| 清水第八SC |
過去の参加チーム(参考) |
日産FCレディース| 新光精工FCクレール| 清水FCレディース |