LOOKING BACK 2

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LOOKING BACK 2
小田和正のアルバム
リリース	2001年 5月16日
ジャンル	J-POP
レーベル	BMGファンハウス
プロデュース	小田和正
小田和正年表
個人主義 (2000年)	LOOKING BACK 2 (2001年)	自己ベスト (2002年)

LOOKING BACK 2（ルッキング・バック 2）は、2001年 5月16日にリリースされた、小田和正のソロとして2枚目のセルフカヴァーアルバム（FHCL-2018）。発売元はBMGファンハウス、レーベルは小田和正の個人レーベル "Little Tokyo"（リトルトーキョー）。

[編集] 解説

オフコース時代の楽曲のセルフカヴァーアルバム第1弾として制作された前作『LOOKING BACK』（1996年 2月1日発売 FHCL-2003）から約5年、この間にシングルのカップリングとして発表されてきた作品のほか、このアルバム用に新たにレコーディングされた作品も収録したセルフカヴァーベストアルバム第2弾。今回もアレンジだけでなく、歌詞にも手を加えることで、単に過去を振り返るだけでなく現在の作品として再提示している。アルバムには当初CMでも使われた「めぐる季節」も収録する予定でバックトラックまではレコーディングされたが、結果として収録は見送られた。

ブックレットの各ページには歌詞の他、それぞれの曲がリリースされたのとほぼ同時期の小田のセルフポートレートがレイアウトされ、ジャケットなどのアートワークも基本的には『LOOKING BACK』を踏襲したデザインになっている。また、アルバム購入者への初回応募特典として、『小田和正が語る"LOOKING BACK"』,『小田和正が語る"LOOKING BACK 2"』のスペシャルCDがそれぞれ制作、プレゼントされた。

[編集] 収録曲

風の街（2001年 3月7日発売シングル (CD-S:FHDL-5003)）

先行シングルとしてリリースされた、このアルバム唯一の新曲。サビがJRAのCMで使われることもあって全体像も最初からあったものの、小田自身はAメロにばかり意識が向いていたという。メロディもあまり動かないことを考えて抑え気味で歌ったがなかなか伝わらないと思い、歌をバックにしてバランスを取って語ったほうか伝わるかもしれないと考え入れたところ面白いと思ったという。さらに語りの部分に説得力を出すため男の気持ちとして歌詞をシャウトして欲しかったので大友康平（ハウンド・ドッグ）・根本要（スターダストレビュー）・坂本サトルに参加を要請した。

mansaku kimura : drums ⁄ kaoru yamauchi : bass ⁄ marie oishi : percussions ⁄ yoahiyuki sahashi : guiters ⁄ masahiro inaba : guiter ⁄ naoki kurio : organ ⁄ kohei otomo : b.g.v. ⁄ kaname nemoto : b.g.v. ⁄ satoru sakamoto : b.g.v. ⁄ hideki mochizuki : programming

※ JRAブランドCMイメージソング
夏の別れ（2001年3月7日発売シングル「風の街」カップリング曲）

オリジナルはアルバム『Still a long way to go』(LP:1988年 6月1日発売 28FB-7007 CD:1988年6月9日発売 32FD-7007)収録曲でその後、シングル(1988年10月25日発売 EP:07FA-5046 CD-S:10FD-5046)としてもリリースされた。ここでは歌詞が一部省略されている。

mansaku kimura : drums ⁄ nathan east : bass ⁄ yoahiyuki sahashi : guiters ⁄ hideki mochizuki : programming
she's so wonderful

オリジナルはアルバム『Still a long way to go』収録曲でその後、シングル(1988年7月25日発売 EP:07FA-5030 CD-S:10FD-5030)としてもリリースされた。ここでは英語詞の一部が日本語詞に書き換えられている。

mansaku kimura : drums ⁄ nathan east : bass ⁄ luis conte : percussion ⁄ yoahiyuki sahashi : guiters ⁄ masayuki suzuki : b.g.v. ⁄ chikuzen sato : b.g.v. ⁄ hideki mochizuki : programming
愛の中へ

オリジナルはアルバム『over』(1981年 12月1日発売 LP:ETP-90150)収録曲でシングル(EP:ETP-17230)としても同時発売された。ここでは歌詞が一部省略されている。

mansaku kimura : drums ⁄ nathan east : bass ⁄ luis conte : percussion ⁄ yoahiyuki sahashi : guiters ⁄ chikuzen sato : b.g.v. ⁄ satoru sakamoto : b.g.v. ⁄ hideki mochizuki : programming
言葉にできない

オリジナルはアルバム『over』収録曲でその後、シングル(1982年 2月1日発売 EP:ETP-172380)としてもリリースされた。このセルフカヴァーは当初、明治生命（当時）の企業CMとして「same moon! KAZUMASA ODA TOUR 2000」より日本武道館で収録されたライブ音源をもとに制作されたが、このアルバムへの収録に際しストリングスをオーヴァーダブしている。また、オリジナルにあったイントロ部でのラララコーラスおよび間奏部を省略している。

far east club band ⁄ chieko kinbara strings : strings ⁄ hideki mochizuki : programming

※ 明治生命企業CMソング
さよなら

オリジナルはシングル(1979年 12月1日発売 EP:ETP-10655)でリリースされ、その後ベストアルバム『SELECTION 1978-81』(1981年 9月1日発売 LP:ETP-90106)にも収録された。

nathan east : bass ⁄ luis conte : percussion ⁄ yoahiyuki sahashi : guiter ⁄ hideki mochizuki : programming
あなたのすべて（1999年 10月21日発売シングル「こんな日だったね」(CD-S:FHDL-1108) カップリング曲）

オリジナルはシングル(1978年 7月20日発売 EP:ETP-10444)でリリースされ、その後アルバム『FAIRWAY』(1978年 10月5日発売 LP:ETP-80040)にも収録された。ここではオリジナルにあったコーラスパートを省略している。

mansaku kimura : cymbals ⁄ nathan east : bass ⁄ luis conte : percussion ⁄ yoahiyuki sahashi : guiters ⁄ mitsuhiro sonoyama : sax ⁄ chikuzen sato : b.g.v. ⁄ hideki mochizuki : programming

※ 三井ハウス企業CMソング
こころは気まぐれ

オリジナルはアルバム『SONG IS LOVE』(1976年 11月5日発売 LP:ETP-72212)収録曲でその後、シングル(1977年 2月5日発売 EP:ETP-10158)としてリリースされたほか、ベストアルバム『SELECTION 1973-78』(1978年 5月5日発売 LP:ETP-80015)にも収録された。セルフカヴァーに際しては『LOOKING BACK』で一度トライしたがうまくいかず、今回再度レコーディングされた。

nathan east : bass ⁄ luis conte : percussion ⁄ yoahiyuki sahashi : guiter&tiple ⁄ junko yamamoto : b.g.v. ⁄ masayuki suzuki : b.g.v. ⁄ hideki mochizuki : programming
愛のうた（1997年 7月24日発売シングル「伝えたいことがあるんだ」(CD-S:FHDL-1106) カップリング曲）

オリジナルはアルバム『ワインの匂い』(1975年 12月20日発売 LP:ETP-72123)収録曲でその後、ベストアルバム『SELECTION 1973-78』にも収録された。ここではオリジナルにあった歌い出しのパートが省略されている。また、このセルフカヴァーは一度シングルのカップリング曲として収録されたが、アルバム収録に際しコーラスの差し替えやサックスをオーヴァーダブなど再度、手が加えられている。

mansaku kimura : drums ⁄ nathan east : bass ⁄ yoahiyuki sahashi : guiters ⁄ mitsuhiro sonoyama : sax ⁄ bill schnee : tambourine ⁄ chikuzen sato : b.g.v. ⁄ hideki mochizuki : programming
もう歌は作れない（2000年 9月22日発売シングル「woh woh」(CD-S:FHDL-5001) カップリング曲）

オリジナルはシングル(1974年 4月5日発売 EP:ETP-2996)としてリリースされ、その後アルバム『この道をゆけば ⁄ オフ・コース・ラウンド2』(1974年 5月5日発売 LP:ETP-8293)にも収録された。

nathan east : bass ⁄ hideki mochizuki : programming
君住む街へ

オリジナルはシングル(EP:07FA-1150 1988年 1月25日発売 CD-S:10FD-3001 2月25日発売)としてリリースされ、後にアルバム『Still a long way to go』にも収録された。ここでは他のメンバーが歌っていたパートもすべて小田自身が歌っている。

nathan east : bass ⁄ luis conte : percussion ⁄ yoshiyuki sahashi : guitaers ⁄ chieko kinbara strings : strings ⁄ junko yamamoto : b.g.v. ⁄ satoru sakamoto : b.g.v. ⁄ hideki mochizuki : programming

ALL SONGS WRITTEN & ARRANGED by KAZUMASA ODA

[編集] スタッフ/スタジオ

Produced by KAZUMASA ODA
Mixed by BILL SCHNEE at SCHNEE STUDIO
Mastered by DOUG SAX & ROBERT HADLEY at MASTERING LAB
Recording Engineers : YOSHIHIDE“King-Chang”MIKAMI ⁄ TOMOYUKI TANAKA ⁄ HIROKAZU FUNAHASHI ⁄ TAKESHI INABA ⁄ BILL SCHNEE
Assistant Engineers : TAKESHI NAKADA ⁄ MAMIKO KATAKURA ⁄ YASUO IIJIMA ⁄ KOJI EGAWA
Recorded at BUNKAMURA STUDIO ⁄ FUN HOUSE SAPPORO STUDIO ⁄ ABS STUDIO ⁄ ON AIR AZABU STUDIO ⁄ NIPPON BUDOKAN ⁄ F.E.C.STUDIO ⁄ SOUND CITY ⁄ SCHNEE STUDIO
Directed by TOMOAKI KINOSHITA
A&AMP;R : HIDEO TAKEYAMA (Little Tokyo)
Marketing Planner : HIROSHI FURUKAWA (Little Tokyo)
Plomotion : “Little Tokyo” PROMOTION TEAM
Production Coordinator : MASAMICHI YOSHIDA ⁄ NAOKO KAWAHITO
U.S. Coordinator : KOJI EGAWA
Artist Management : TATSUYA FUNAKOSHI ⁄ CHIHARU MIYAMA
Art Director : AKIHIRO ISHIKAWA & K.ODA
Design : NOBUYOSHI MINEGISHI ⁄ AKIHIRO ISHIKAWA
Special Thanks to : A’PROMOTION ⁄ BIRD PLANNING ⁄ MISTRAL MUSIC ⁄ MOTHER ⁄ M.T.M. PRODUCTION ⁄ PHILIP H.RODES ⁄ JILL HEATHERLY ⁄ SHIN OIKAWA ⁄ GEORGE KAKIZAKI ⁄ SCI ⁄ K.ODA TOUR STAFF & PROMOTERS ⁄ YAMAHA ⁄ MIYAJI GAKKI ⁄ MITSUI HOUSE ⁄ MEIJI LIFE ⁄ JRA ⁄ CAFE STAFF

前作:
LOOKING BACK

小田和正のセルフカヴァーアルバム

次作:
-

オリコン週間アルバムチャート第1位 2001年 5月28日付
前作: shela 『COLORLESS』	小田和正『LOOKING BACK 2』	次作: JUDY AND MARY 『The Great Escape -COMPLETE BEST-』