PEARL PIERCE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
PEARL PIERCE | ||
---|---|---|
松任谷由実 の アルバム | ||
リリース | 1982年6月21日 | |
録音 | 1982年1月~5月 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 46分8秒 | |
レーベル | EXPRESS | |
プロデュース | 松任谷正隆 | |
チャート順位 | ||
|
||
売上枚数 | ||
|
||
松任谷由実 年表 | ||
YUMING BRAND PART.3 (1981年) |
PEARL PIERCE (1982年) |
REINCARNATION (1983年) |
PEARL PIERCE (パール・ピアス) は松任谷由実 (ユーミン) の13枚目のオリジナルアルバム。1982年6月21日に東芝EMIからリリースされた(LP:ETP-90175、CT:ZH28-1200)。1982年9月13日~1983年2月6日 『PEARL PIERCE~ようこそ輝く時間へ~』全国コンサートツアーが行われた。1982年11月1日に東芝EMIの第1弾CDとして初CD化(CA35-1001)。1985年6月1日に2度目のCD化(CA32-1139)。1999年2月24日にLPのブックレットを復刻し、バーニーグランドマンによるデジタルリマスターで音質を大幅に向上したリマスタリングCD(TOCT-10646)とLP(TOJT-10646)をリリース。
[編集] 解説
- ユーミンが考える都会のOLはこんなトーンで暮らしているのではないかというのを意識したアルバム。サックスブルーをイメージカラーにして、グラスにかいた汗のように透明でアンニュイな、ユーミン自身一番凄く好きなアルバム。
- ブックレットのイラストは安西水丸が描いた。
- キャッチコピーは「YUMINGの世界は恋、愛、想、波乱万丈。刺激的。」
- 1982年の日本レコード大賞ベストアルバム賞を受賞。
- 1982年の年間アルバム売り上げ第9位にランクイン。
[編集] 収録曲
Side A
- ようこそ輝く時間へ
- 真珠のピアス
- ランチタイムが終わる頃
- フォーカス
- 臆病で内向的な近視のヒロインが素敵な男性とめぐり合えたとき、たとえ近視でも心の焦点は貴方に合わせている、一歩踏み出していける事を例えた曲。
- 夕涼み
- 二度とは来ない恋人同士の夏の午後を描いた、ユーミンというもののアイデンティティーの凄く重要な部分~都会のアンニュイ~が凝縮されている曲。
Side B
- 私のロンサム・タウン
- DANG DANG
- 昔の彼に会うのなら
- 昔の彼と横浜中華街でのデートを計画するも、昔のイメージを壊さない方がいいと考え取り止めた、ヒロインの心理を描いた作品。1976年のポニーテールへの提供曲「二人は片想い」が原曲。
- 消息
- 忘れないでね
- 歌詞がちょっとイヤラシイ想像を連想させる不倫(に近い?)ソング。
- 作詞・作曲 : 松任谷由実 編曲 : 松任谷正隆
[編集] 参加ミュージシャン
- キーボード: 松任谷正隆
- ギター:松原正樹、鈴木茂
- ベース:高水健司
- ドラム:林立夫、島村英二
- パーカッション:斎藤ノブ、浜口茂外也
- サキソフォン:Jake H. Conception
- ホーン:数原晋、新井英治
- ウッドウィンド:衛藤幸雄
- ストリングス:トマト・ストリングス・アンサンブル
- ハープ:山川恵子
- コーラス : Lilica、Leona、Clara、BUZZ、タイムファイブ、伊集加代子、和田夏代子、鈴木宏子、松任谷由実
- シンセサイザー・プログラミング:浦田恵司
オリコン週間LPチャート第1位 1982年7月5日付 |
||
前作: 松田聖子 『Pineapple』 |
松任谷由実 『PEARL PIERCE』 |
次作: オフコース 『I LOVE YOU』 |
日本レコード大賞ベストアルバム賞受賞作品 | ||
前年度 1981年 第23回 大滝詠一『A LONG VACATION』 松任谷由実『水の中のASIAへ』 オフコース『We are』 |
1982年 第24回 中島みゆき『寒水魚』 サザンオールスターズ『NUDE MAN』 松任谷由実『PEARL PIERCE』 |
次年度 1983年 第25回 サザンオールスターズ『綺麗』 松田聖子『ユートピア』 松任谷由実『REINCARNATION』 |
前作: |
次作: |
この「PEARL PIERCE」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |