からす座
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からす座 (Corvus) | |
Pronunciation | KOR vus |
略符 | Crv |
属格 | Corvi |
発音の仕方 | KOR vee |
英語での意味 | the Crow |
赤経 | 12 h |
赤緯 | -20° |
観測可能地域の緯度 | 60° - -90° |
正中 | 5月10日21時 |
広さの順位 - 総面積 |
70位 184 平方度 |
Stars with 視等級 < 3 |
2 |
最も明るい星 - 視等級 |
Gienah 2.59 |
流星群 |
|
隣接する星座 |
からす座(烏座、Corvus)は星座の1つ。トレミーの48星座の1つ。
肉眼で見える星は11個だけで、しかも5等より明るいものはない。
からす座には顕著な天体があまりないが、アンテナ銀河と呼ばれるハート型の変わった形の銀河が存在する。これは衝突する2つの銀河NGC 4038およびNGC 4039から成ると考えられている。
[編集] 神話
ギリシア神話によれば、カラスはアポロンの使いの鳥であった。当時は真っ白できれいな鳥で、人の言葉を喋っていた。
ところが、このカラスは、アポロンの恋人コロニスが別の男と密会しているという誤った情報をアポロンに伝えた。カラスがうっかり者だったという説と、カラスがうそつきだったという説がある。アポロンは現場に行き、人影を確認して矢を放ったところ、間男などはおらず、射殺した相手は当の恋人コロニスであった。コロニスは、腹にいるアポロンの子を無事育てて欲しいと告げ息を引き取った。この子は無事育ち、後にへびつかい座になった。この後の詳細はへびつかい座を参照のこと。カラスは罰として真っ黒に染められ、二度と人の言葉を喋れないようにされたのち、天上に追放され、星座となった。