じゃがいも健康法
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じゃがいも健康法とは、ロシアでじゃがいもを薬として使う健康法である。
[編集] 歴史
じゃがいもはロシアの主食であって、ロシアのほとんどの家庭で毎日食べられているので、病気を治すのにもよく使われている。社会主義の時代にロシアからソ連の諸国に伝えられて、今でもすべての旧ソ連の国で使われている。
[編集] 方法・効能
じゃがいもの健康法はいろいろな方法からなっている。例えば、風邪をひいたとき皮ごとじゃがいもを煮てから、15分ぐらいその蒸気を吸い込んでいると、調子がよくなると言われている。あとでおいしい皮ごとのじゃがいもを食べられるので、子供は我慢して、治療をうける。また、じゃがいものジュースもよく使われている。胃が痛いとき、そのジュースを飲む方法がある。やけどにそのジュースをつけると、痛みがしずまって、すぐ治る。
硬くなってしまった足裏や手のひらの皮膚にじゃがいもの皮を煮て、つけると、皮膚が柔らかくなる。とてもつらい方法もある。例えば、足の関節炎にかかる人は、煮てすぐのじゃがいもを大きいボウルに入れて、はだしで踏んで、熱いじゃがいもが冷えるまで立ち続ける。