ちぐまや本舗

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ちぐまや本舗はテレビ山口が2002年4月～2005年3月に毎週土曜日9:25～10:20の時間に放送した情報番組。司会は番組内で若旦那と呼ばれていた当時TYSアナウンサーの伊賀透浩。スタート時のリポーターは当時TYSアナウンサーの鶴原庸子と橋本昌子。（ちなみに、この二人は過去TYSの自社製作番組生活空間Do!の司会者だった。）その後2003年4月のリニューアルで萬治香月、山崎道子、沖永優子の3人に交代。2004年夏ごろに沖永優子が一旦テレビラジオ出演を休止した為、当時TYSアナ（現在WOWOWアナ）の土肥ゆきよに交代した。（沖永は後に復帰。現在は週末ちぐまや家族に出演。）

視聴者からの疑問を解決する「今週の番頭はん」、県内の様々なグルメスポットを紹介する「料理屋本舗」などのコーナーがあった。また年に数回「料理屋本舗」総集編を木曜18:54～19:54、日曜13:00～14:00に放送することもあった(この場合、スパスパ人間学は休止、トリビアの泉は繰り下げか休止)。

またこの番組はスタート時から元山口放送アナウンサーの吉田治美が司会（番組内では女将と呼ばれていた）で、番組名も「吉田治美のちぐまや本舗」だった。吉田自身KRYではほとんどラジオ番組に出演しテレビに顔を出す事はあまりなかった。だが彼女の持ち味であるものまねや楽しいトークで盛り上げていき、それが番組の人気につながっていた。番組人気は放送開始１年でライバル局山口朝日放送で同時間に放送していた、「ほっと土曜日」を打ち切りに追い込んだほどだった。しかし2003年9月、番組を休むようになり同年11月、病気により死去。番組に彼女が帰ってくる事は無かった。11月8日には追悼企画を放送し、視聴者から沢山のメール、FAXが寄せられた。番組には生前関わりが深かった噂の京太郎、元KRYアナウンサーの岡本修二が出演した。あまりにも突然の吉田の死去に、出演者のほとんどがこみ上げる涙を抑える事が出来なかった。