吉田治美

吉田治美（よしだはるみ、1950年 2月1日 - 2003年 11月1日）は、元山口放送アナウンサー、タレント。愛称は「治美姫」、「治美ちゃん」。

[編集] 略歴

山口県玖珂郡錦町（現・岩国市）出身。関西大学文学部国文科を卒業、一時女優を目指していたことがあるが、アナウンサーとして朝日放送に入社。
その後、1974年山口放送に移り、七色の声と山口方言を自在に操るマルチタレント的なアナウンサーとして人気を博す。
「治美姫じゃ」「治美のワッショイ日曜日」など、その美貌にミスマッチなお婆さんの声色などは、1970-2000年代に山口県に居住した人たちにとっては、誰もが一度は耳にしたものである。
1994年に独立して下松市に個人事務所「吉田総合企画」を設立。その後、山口県のテレビ・ラジオ局でタレントとして活躍。コミュニティ放送局「エフエム周南」の開局にも携わり、テレビ山口の「吉田治美のちぐまや本舗」の女将（司会）役も好評だったが、体調を崩して休養。
2003年11月1日、入院中の徳山中央病院で急逝。53歳だった。