ふれあい号 (紀美野町)
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ふれあい号( - ごう)は、和歌山県海草郡紀美野町で運行しているコミュニティバス。2007年3月現在で5系統があり、大十バス(大十オレンジバス)に運行委託している。
ここでは、紀美野町の前身である同郡野上町が運行していた「(旧)ふれあい号」、及び同郡美里町が運行していた「愛あい号」についても触れる。
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[編集] 沿革
野上町は公共交通機関の空白地帯の足を確保するべく、1999年9月より「(旧)ふれあい号」の運行を開始した。3系統があり、野上町役場(現・紀美野町役場)及び野上厚生総合病院(以下、厚生病院)と町内各域を結んでいた。
一方美里町でも2001年9月から「愛あい号」を運行していたが、メインとなる国道370号上の路線は大十バスが運行しており、「愛あい号」3系統は町域西部に限られていた。また3系統の内2系統が、野上町域にある厚生病院まで足を伸ばしていた。
なお、いずれも運行は大十バス(2004年3月までは大十)に委託していた。
2006年1月1日に野上町と美里町は合併、紀美野町が発足する。同年4月に新町域でのバス系統再編が行われ、国道370号を遡り谷口方面へ至る路線(高野線)も紀美野町が運行することとなった。
[編集] 利用案内
- 運賃は200円。身体障害者・中学生以下の生徒・児童は、障害者手帳や学生証を提示することで無料となる。
- 基本的に毎日運行する。年末年始(12月29日~1月3日)は運休する。
- 車体はトヨタのライトバンで、13人乗り。5両を保有する。
- 日中は5系統の全てが紀美野町役場を経由し、厚生病院まで行く。
- 他路線への乗り継ぎは、運転手から乗り継ぎ券を受け取ることで無料でできる。
- 各系統は紀伊野上・曲谷・動木の各バス停で、海南駅からの大十オレンジバスと連絡する(系統によっては他バス停でも連絡)。
- 円明寺・志賀野線は急峻な坂道を上下し鳥居峠に寄り道するため、車酔いの恐れがある乗客は寄り道の入口にある薬師口バス停で途中下車できる。
[編集] 路線
- 国木原・長谷線
- 小川線
- 円明寺・志賀野線
- 上ケ井・箕六線
- 高野線
[編集] 外部リンク
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