やり投げ
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やり投げは、陸上競技の投てき競技に属する種目で、助走をつけて、やりを遠くに投げる能力を競う競技である。
- やりの重さは、男子が800グラム、女子が600グラム。やりの長さは、男子が2.6~2.7m、女子が2.2~2.3m。
- 旧来のやりでは飛び過ぎて危険なため、1985年にやりの重心の位置が変更されるル-ル改正があった。
- ルールでは危険防止のため、円盤投げ・砲丸投げ・ハンマー投げのような回転投法は認められていない。
- 1987年ローマ世界陸上選手権の溝口和洋が6位入賞したのが、新設されたこの大会での日本人選手最初の入賞者となった。
- 近年では、小中学生のやり投げ版としてジャベリックスローが用いられることがある。ジュニアオリンピックの種目にもなっている。
[編集] 記録
記録 | 距離 | 名前 | 所属 | 日付 |
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男子世界 | 98m48 | ヤン・ゼレズニー | チェコ | 1996年5月25日 |
男子日本 | 87m60 | 溝口和洋 | 日本 | 1989年5月27日 |
女子世界 | 71m70 | オスレイディス・メネンデス | キューバ | 2005年8月14日 |
女子日本 | 61m15 | 三宅貴子 | 日本 | 2001年5月6日 |