ゆかにっし
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『ゆかにっし』は荒井チェリーの4コマ漫画作品。芳文社発行のまんがタイムで2004年4月号から2006年3月号まで連載。
[編集] ストーリー
ファンシーショップの店主として家計を支える前田結花の生活を描く『ほのぼの (!?) ファミリー4コマ』。妹の前田実音を主人公としたみおにっきと話がリンクしているほか、同じ荒井チェリーの作品である三者三葉とのつながりもある。くわしくはこちらを参照。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
- 前田結花(まえだ ゆか)
- 「ゆかにっし」の主人公。母から受け継いだファンシーショップを経営している。だが、そのセンスは世間一般からズレており、もはやファンシーとは言えないような怪しげな代物ばかりである。自作の詩を売ろうとしたが、これもまた詩とは呼べないものである。家事はできないが、裁縫だけは得意。料理はまずく、食べた人はおなかをこわすが、自分で食べることはできる。
- 前田実音(まえだ みお)
- 結花の妹。小学生とは思えないしっかり者で、頼りない結花に代わって前田家の家計をやりくりしている。ドクロが好きだったり財テクの本を読んでいたりサンタクロースがいないことを知っているなど、普通の小学生からは逸脱している。
- 前田克樹(まえだ かつき)
- 結花の弟。高校生。ケンカが強いが、ケンカの師匠である千歌にだけはかなわない。前田家の料理担当で連載途中から食堂でバイトを始める。自分でその食堂の味を研究するなど、かなりのこだわりを持っているが、自分ではあまり食べない。
- ファレノ
- 前田家で飼っている猫。拾われてきたエピソードはみおにっきで描かれている。まるで霊感を持っているかのような仕草を見せることがある。
- 鶴田千歌(つるた ちか)
- 結花の4歳年上の幼馴染み。商店街の酒屋の娘で、実音の小学校の教師。ただし、みおにっきには単行本裏表紙の「夜露死苦前田さん」にのみ登場。克樹にケンカを仕込んだ張本人であり、克樹や松本先生に対して横暴な振る舞いをするが、誰も逆らえない。破天荒な人物ではあるが、変人が揃っている中で突っ込みをすることが多い。
- 松本有祐(まつもと ゆうすけ)
- 実音の担任の先生。結花の店の近くに引っ越してくる。その縁から結花と一緒にいることも多く、結花に好意を抱いている模様。天然ボケなところもあり、ファンシーグッズ以外のことではセンスのずれ具合が結花とよく似ている。前田家以外で唯一「ゆかにっし」と「みおにっき」の両作品に登場する。
[編集] 書籍情報
芳文社より「まんがタイムKRコミックス」として刊行されている。
2006年5月26日に、単行本1巻が発売された。
- 第1巻(2006年06月10日発行) ISBN 4-8322-7578-X