アイスクリーム (漫画)

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アイスクリームは、暴力的な描写で知られる漫画家、氏賀Y太が3月21日発売のフラミンゴR(三和出版)という雑誌で連載を開始した漫画。記念すべき第一話（作中ではprison#1と表記）ではカラー４P+16P=20Pで掲載された。

隔月連載のはずであったが予定されていた５月号に作品は無く、2006年7月現在では連載していたフラミンゴRが休刊したため第一話で止まっている。

2006年8月現在、松文館から出版されている姫盗人にて連載が再開されている。連載第一回は7月24日発売の姫盗人9月号で開始され、8月24日発売の10月号に第2話が掲載されている。ただし、第1話はフラミンゴR１での連載時と異なりカラーではなくモノクロページである。また、フラミンゴ連載時と異なり「第×話」という表記になっている。

[編集] 概要

舞台は孤島にある架空の刑務所スクリーム。凶悪犯の男ばかりが投獄されているというこの場所に投獄された唯一の女囚、アイスの物語である。このような場所に唯一の女として投獄されて無事で済むはずが無く、本人の気の強さが災いし看守たちのリンチに遭って行く。この監獄島には定期的に女が投獄されているようで、アイスが来る前にも女が投獄され囚人たちに暴行されている（この女は死亡したようである）。

なおタイトルのアイスクリームは主人公アイスが監獄島スクリームで上げる悲鳴(スクリーム)という意味であると推測される。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] 登場人物

皆川愛澄(みなかわ　あいす)

囚人番号11492番。本作品の主人公であり、凶悪犯の群れに投獄された唯一の女囚。通称アイス。長い髪ときつそうな切れ目が特徴の女性である。また外見どおり気が強い。全裸で後ろ手に縛られての検査で、胸を揉まれても顔をつかまれても動じなかった。しかし下半身に所長の手が行くと一変し副所長を蹴り飛ばしている。しかしながらこの監獄島でとった彼女の行動は軽率だったといわざるを得ない。この後囚人たちの前に全裸で、しかも足に鉄球をつけた状態で連れ出され、囚人全員と挨拶代わりのセックスをさせられることになる。しかし足につけられた鉄球すら武器にして抵抗する・・・がリーダー格の囚人に顔面を叩きつけられて沈黙、陵辱される。第二話でアイスが投獄された理由とアイスの本当の身分が描かれている。またスクリームでの拷問に備えて訓練を受けた。

氏賀Y太の作品において彼女が最終回まで無事でいられるはずもないが、最終回まで生きていることを祈るばかりである。

副所長

アイスにエロトカゲと評され、顔面を蹴り飛ばされた。それ以来マスクをつけている。マスクの下は歯がほとんど抜け落ちている。囚人たちにアイスを「挨拶代わりに囚人全員とセックスしたい。」と紹介し襲わせた。しかしアイスの予想外の抵抗に驚いたようである。

アイスの上司

アイスにスクリームへの潜入（投獄）を指示した人物。第二話で初登場した。男性。スクリームにはもう一人のエージェントが潜入し、何かを調べるようである。