アヒト・イナザワ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アヒト・イナザワ(本名:鰰澤亜人、1973年6月6日 - )は福岡県糟屋郡須恵町出身のミュージシャンである。
向井秀徳、田渕ひさ子、中尾憲太郎と結成したナンバーガール(ドラム担当)でデビューし、上京。
ナンバーガール解散後は、向井秀徳とZAZEN BOYS(ドラム担当)を結成したが、2004年12月30日のライブ(COUNTDOWN JAPAN04/05)を最後に脱退。
現在はVOLA & THE ORIENTAL MACHINEを始動させ、ボーカル・ギターを担当している。
[編集] 人物
- そのアグレッシブなドラミングとは対照的に、犬・ネコなどを愛する。愛犬はシーズー。名前はクック。
- サッカー好きであるため、たびたびアビスパ福岡やサッカー日本代表のことを話題にする。
- 趣味は釣り。人口動態(くるりの岸田 繁と語り合うらしい)
- 国際ドライビングライセンスを持っている。
- ホーミーが出来る。猫の鳴き真似なども得意で、ナンバーガールの作品でもフィーチャーされている。
- デビュー前はジーンズショップ、服屋、運送会社、甘栗屋と様々なアルバイトをやっていた。
- ナンバーガール時代の代表曲「OMOIDE IN MY HEAD」等では必ず演奏前に向井に「ドラムス、アヒト・イナザワ」と紹介されていた。そのためわざわざ彼を「ドラムス、アヒト・イナザワ」と肩書きをつけて呼ぶファンも多い。
- 童顔で、更に長めの髪をゴムで括っていた時期もあった。東芝の新人発掘スタッフは、ナンバーガールをスカウトする際、その髪を括ったアヒトの映ったライブ映像を観て、女の子のドラムがいるバンドだと勘違いしていた。
- 福岡県の糟屋郡出身で、他のメンバーよりも博多弁がコアである。しかし、上京後に地元に帰郷した際、地元の若者の喋る方言に自分もああやって喋っていたのかとビックリしたと語る。
- 2005年のカウントダウンライブでVolaのメンバーでもあるSyrup16gの中畑大樹と共に会場内の飲食店で泥酔し、そのまま運び出された。酒にまつわる失敗談は多く、ナンバーガール時代、ライブ中にビールを飲み、誰が見ても明らかなほど酔っ払った状態で演奏した事もある。その様子は映像作品「NUMBER GIRL映像集」で観る事が出来る。
- 2006年秋の小学館の雑誌「PS」のCMで、モデルのアリスの後ろでドラムを叩く彼の姿を見ることができる。
- 彼の連打を多様するドラム演奏は非常にハイレベルであり、ナンバーガール時代の楽曲「INAZAWA CHAINSAW」などの16ビートの激しい曲ですら、右手左手、足のパートをバラバラに叩き分け、さらにそれをさも叩けて当然のように言ってしまう所にある。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本のミュージシャン | 1973年生 | 音楽関連のスタブ