アマヅラ
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アマヅラ(甘葛)は、甘味料のひとつであり砂糖が貴重な時代には水飴と並んで重宝された。
一般的にはブドウ科のツル性植物(ツタ(蔦)など)のことを指しているといわれる。一方で、アマチャヅルのことを指すという説もあり、どの植物かは固定されていない。
[編集] 歴史
縄文時代の貝塚の中から出土されており、この頃から甘味料として利用されたと思われる。安土桃山時代になり砂糖の輸入が活発になると都市部でアマヅラの需要はほぼ無くなり、さらに、江戸時代に砂糖の大量供給が実現すると全国的にアマヅラを作るところは少なくなった。
清少納言は、枕草子で貴族がカキ氷のうえにアマヅラをかけて食べる描写を書いている。