アンタッチャブル (映画)
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アンタッチャブル The Untouchables |
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監督 | ブライアン・デ・パルマ |
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製作 | アート・リンソン |
脚本 | デイヴィッド・マメット |
出演者 | ケヴィン・コスナー |
音楽 | エンニオ・モリコーネ |
撮影 | スティーヴン・H・ブラム |
編集 | ジェラルド・B・グリーンバーグ ビル・パンコウ |
配給 | パラマウント映画 |
公開 | 1987年 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
制作費 | 2500万ドル(概算) |
興行収入 | 7627万0454ドル(米国) |
allcinema | |
IMDb | |
『アンタッチャブル』 (The Untouchables) は、財務局捜査官のエリオット・ネスが書いた自叙伝をもとに1960年代に制作された映画である。同名の映画はリメイクで1987年に公開された。 この映画でショーン・コネリーはアカデミー助演男優賞を受賞した。
目次 |
[編集] 概要
- セントラル駅でのカポネ一派との銃撃戦の「階段落ち」のシーンは「戦艦ポチョムキン」からの引用(ちなみにデ・パルマはもともと引用する気はなく、列車を舞台にした大がかりなアクションシーンを撮ろうとしたが、予算がなくなったので仕方なく「階段落ち」を思いついたという)。
- 冒頭のバーの場面はよくアルフレッド・ヒッチコックの『サボタージュ』からの引用だと言われるが、昔のギャング映画に似たようなシーンがよく出てくるのも事実。
- なお、この映画やドラマではストーリー面で脚色されている部分が多い。実際のネスのチームは誰も喪うことなく職務を全うしている(正式メンバーでないネスの運転手が殺されている)。
- この作品はテレビシリーズの映画化と勘違いされがちだが、実際には「ザ・アンタッチャブル どてっ腹に穴を開けろ」のリメイクといったほうがよい。テレビシリーズはカポネ逮捕後の残党を逮捕する物語だからである
[編集] ストーリー
1930年代、禁酒法施行下のシカゴではアル・カポネが絶大な権力を握り警察や裁判所すら買収していた。財務局捜査官エリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)が捜査に乗り出すが、警察の捜査状況は全てカポネに筒抜けであった。やむなく彼はジム・マローン(ショーン・コネリー)らと共にチームを組み、摘発を始める。しかしマフィアの反撃により仲間を殺される。悲しみに暮れるネスだったが、脱税を口実にカポネを裁判にかけ確実に追い詰めてゆく。
[編集] スタッフ
- 監督:ブライアン・デ・パルマ
- 製作:アート・リンソン
- 脚本:デイヴィッド・マメット
- 音楽:エンニオ・モリコーネ
- 撮影:スティーブン・H・ブラム
- 編集:ジェリー・グリーンバーグ
- 衣装:ジョルジョ・アルマーニ
- 配給:パラマウント映画
[編集] キャスト
- エリオット・ネス - ケヴィン・コスナー
- ジム・マローン - ショーン・コネリー
- アル・カポネ - ロバート・デ・ニーロ
- ジョージ・ストーン - アンディ・ガルシア
- オスカー・ウォーレス - チャールズ・マーティン・スミス
- フランク・ニッティ - ビリー・ドラゴ