アヴァル語
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アヴァル語 магӀарул мацӀ maʕarul macʼ |
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話される国 | ロシア、カザフスタン、アゼルバイジャン、トルコ |
地域 | ヨーロッパ、カフカス |
話者数 | 約60万 |
順位 | 100位以下 |
言語系統 | コーカサス諸語 北東コーカサス語族 |
公的地位 | |
公用語 | ダゲスタン共和国 |
統制機関 | |
言語コード | |
ISO 639-1 | av |
ISO 639-2 | ava |
ISO/DIS 639-3 | ava |
SIL |
アヴァル語(あう゛ぁるご、МагӀарул мацӀ)はロシア連邦南部、ダゲスタン共和国の公用語の一つ。主にダゲスタン共和国の西部・南部で話されており、アゼルバイジャン共和国北部にも話者が分布している。話者の総数は約60万人。
系統的には、北東コーカサス語族(ナフ・ダゲスタン語族)のダゲスタン語派に属する。北部方言と南部方言に大別される。
15世紀よりグルジア文字によって、また、17世紀以降はアラビア文字によって書かれてきた。1928年にはラテン文字による表記が導入されたが、1938年にキリル文字をもとにした正書法に改められた。