ア・ビガー・バン
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ア・ビガー・バン | ||
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ローリング・ストーンズ の スタジオ・アルバム | ||
リリース | 2005年8月31日(日本) 2005年9月5日 |
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録音 | 2004年9月 - 2005年6月 | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 64分23秒 | |
レーベル | ヴァージン・レコード | |
プロデュース | ドン・ウォズ、グリマー・ツインズ(「ストリーツ・オブ・ラヴ」のみ)、ドン・ウォズ、マット・クリフォード、グリマー・ツインズ | |
レビュー | ||
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チャート順位 | ||
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ゴールド等認定 | ||
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ローリング・ストーンズ 年表 | ||
ライブ・リックス (2004年) |
ア・ビガー・バン (2005年) |
レアリティーズ 1971-2003 (2006年) |
ア・ビガー・バン(A Bigger Bang)は、2005年にリリースされたローリング・ストーンズのアルバム。『ブリッジズ・トゥ・バビロン』以来8年ぶりのスタジオ録音盤。
8年ぶりということもあり、メンバーの平均年齢も60歳に達しており、さすがに往年の傑作アルバム程の充実さに対して期待は薄かった。しかし蓋を開けてみれば、ここ最近にない充実したアルバムと評価された。たとえばローリングストーン誌では、「70年代のアルバムに並ぶ傑作」と絶賛している。全体的にバンドとしての勢いが感じられ、非常なパワフルな曲が多いのがその特徴であろう。本作には16曲が収録され『メイン・ストリートのならず者』と同じ曲数となった。そのの完成度は高く、『メイン・ストリートのならず者』の再来とも一部で言われている。このアルバムを作るにあたり、キースはミックの家に何ヶ月も泊まりこみ作成するという熱のいれようだったという。「こういう事は60年後半以来のことだ。」と後にチャーリーは語っている。この事からもこのアルバムを名盤にしようというメンバーの意気込みが感じられる作品であり、「ストーンズ健在」を証明したといえよう。全米で3位、全英で2位、日本でも5位を記録した。
後にボーナスDVDを組にしたスペシャル・エディションがリリースされた。
目次 |
[編集] 曲目
- ラフ・ジャスティス - Rough Justice 3:13
- スローで行こう - Let Me Down Slow 4:15
- イット・ウォント・テイク・ロング - It Won't Take Long 3:54
- レイン・フォール・ダウン - Rain Fall Down 4:54
- ストリーツ・オブ・ラヴ - Streets Of Love 5:10
- バック・オブ・マイ・ハンド - Back Of My Hand 3:33
- 彼女の視線 - She Saw Me Coming 3:12
- ビゲスト・ミステイク - Biggest Mistake 4:06
- 虚しい気持ち - This Place Is Empty 3:17
- Oh No、ノット・ユー・アゲイン - Oh No, Not You Again 3:47
- デンジャラス・ビューティー - Dangerous Beauty 3:48
- 孤独な旅人 - Laugh, I Nearly Died 4:54
- スウィート・ネオ・コン - Sweet Neo Con 4:34
- 猫とお前と - Look What The Cat Dragged In 3:58
- ドライヴィング・トゥー・ファスト - Driving Too Fast 3:57
- インフェミー - Infamy 3:48
[編集] ボーナスDVD
- Streets of Love" (Video)
- Streets of Love" (TV Performance)
- Rough Justice" (TV Performance)
- Electronic Press Kit
- Under The Radar + Picture Gallery
- Don't Wanna Go Home + Picture Gallery
- Rain Fall Down (Ashley Beedle's Heavy Disco Vocal Re-edit)
[編集] ワールド・ツアー
ROLLING STONES『A BIGGER BANG』と題されたワールド・ツアーが2005年8月21日にボストン、フェンウェイ・パークを皮切りに開催され、北米公演後2006年春には日本公演を含む極東ツアーが行われた。日本公演は2006年3月22日から4月5日までの5公演。4月8日には上海公演も行われた物の、一部の曲はその歌詞内容から演奏が見送られた。2006年の夏はヨーロッパ・ツアー、秋には北米に戻り、11月のカナダ公演で小休止。2007年の初夏にはヨーロッパツアーが予定されている。