インディアン戦争
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インディアン戦争(インディアンせんそう)とは、1622年から1890年の間の、アメリカ合衆国における入植者によるインディアンの征服戦争の総称。初期のころからインディアンと入植者の小競り合いが続いていたが、移住者の増加とともに列強による植民地戦争とも絡みながら大規模化していった。
独立革命以後、豊かで安い地価を求めて入植者が西進するようになるとインディアンの撲滅戦争と化した。インディアンは現住地を追われ居留地に押し込められ激しく抵抗するようになる。
シッティング・ブルらに率いられたインディアンの連合軍がカスター将軍の第7騎兵隊を全滅させるなどの戦果もあったが、ジェロニモの降伏やウンデット・ニーの虐殺以降インディアンによる組織的な反乱はなくなった。