ウクライナ・ギリシャ=カトリック教会
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ウクライナ・ギリシャ=カトリック教会(ウクライナ語:Греко-католицька церква в Україніフレーコ・カトルィーツィカ・ツェールクヴァ・ヴクライィーニ)は、キリスト教の一派、東方カトリック教会(帰一教会、東方典礼教会)のひとつ。カトリック教会に属するが、典礼は東方正教会と同じ形式によって行う。
[編集] 概要
ロシア正教会から分かれて成立した。ウクライナ西部を中心に、現在600万人の信徒がおり、東方典礼教会中最大の規模をもつ。現在の指導者(ウクライナ大司教)はハザール枢機卿。
成立時の本部はロシア帝国領のキエフにあったが、弾圧が厳しくなると、1803年に本部を当時オーストリア・ハンガリー帝国領だった西ウクライナのリヴィウに移した。その後、同地はポーランド領となった。第二次世界大戦によりこの地方がソ連領に編入されると、ソ連当局に活動を禁止され、1980年代まで非合法化された。
2005年8月、活動の拡大による不都合などを理由に、本部を首都キエフに移転した。ロシア正教会やウクライナ正教会はこれに反発し、信者が抗議デモを行った。
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