エドワード・ハズレット・ハンター
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エドワード・ハズレット・ハンター(Edward Hazlett Hunter, 1843年 - 1917年)は、イギリス人実業家で造船業を中心に産業育成を通じて日本の近代化に尽力した。
日本人の平野愛子との間に生まれた息子の平野龍太郎(後に範多龍太郎)を後継者として、親子二代で大阪鐵工所を三菱造船や川崎造船に並ぶ国内有数の造船会社に育てるなど華々しい活躍をみせた。
ハンターの住居は、「ハンター坂」の地名を残す神戸市中央区北野町にあったが、建物は神戸市灘区の王子動物園内に移築した後に「旧ハンター住宅」として国の重要文化財に指定され郵便記念切手の図案にも用いられた。
- 1865年 - 横浜に来日。
- 1874年 - 神戸にハンター商会 (E.H. Hunter & Co.) を設立。
- 1881年 - 大阪安治川岸に大阪鐵工所 (Osaka Iron Works) を創立。