オクラホマ・スタンピード
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オクラホマ・スタンピード(Oklahoma Stampede)とはプロレス技のひとつである。別名、アバランシュ・ホールド。
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[編集] 技のかけ方
うつぶせ状態にある相手の身体を自分の肩にかつぎあげ、そのまま体を浴びせるようにして相手の背中をマットに叩きつける。変形のボディスラムともいえる。多くの場合、威力を増すためにリング上でコーナーからコーナーの対角線を走ることで勢いをつける。スティーブ・ウィリアムスの場合、コーナーバックルに叩きつけてから落としたり、コーナーポスト最上段から仕掛ける時もある。
[編集] 創始者と名手
1960年代から1970年代にかけて活躍したアメリカのレスラー、「カウボーイ」ビル・ワットが創始者。ディック・マードックも使っていた。スティーブ・ウィリアムスはワットにスカウトされプロレス入りしたため、この技を直伝で身につけた。しかし1990年代半ば頃からウィリアムスがバックドロップを必殺技にしたのを境に、この技をフィニッシュ・ホールドにしているものは存在しない。
他の使い手は長州力など。
[編集] 防御法
- 持ち上げられた瞬間、足をばたつかせて相手の背後に着地する…この技が廃れたのは、このディフェンス法が浸透したためである。