オブザヴェーション・アイランド (ミサイル追跡艦)
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艦歴 | |
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発注: | 1951年6月1日(商船として) |
進水: | 1953年8月15日 |
就役: | 1958年12月15日 |
一時退役: | 1972年1月1日 |
再就役: | 1977年7月1日 |
状態: | 就役中 |
性能諸元 | |
排水量: | 17,015トン |
全長: | 172m |
全幅: | 23.2m |
吃水: | 8.7m |
機関: | 蒸気タービン 1機, 1軸 19,250馬力 |
最大速: | 20ノット |
航続距離: | |
乗員: | 兵員・技術者 約50名 民間人 66名 |
兵装: | なし |
航空機: | なし |
オブザヴェーション・アイランド (USNS Observation Island T-AGM-23) はアメリカ海軍が運用しているミサイル追跡艦。海上輸送司令部によって運用されている。
[編集] 概要
艦は1953年8月に進水した商船・マリナー (Mariner) が前身である。1956年9月にアメリカ海軍が取得し、オブザヴェーション・アイランドと命名され、1958年に弾道ミサイルの試験艦として就役した。1972年から1977年にかけては保管艦としてノーフォークにあった。1977年に海上輸送司令部に移管され、ミサイル追跡艦・T-AGM 23として運用されることとなった。
艦の特徴として、大型のレーダーを複数、搭載していることがあげられる。2006年時点において、艦橋上部にレドーム2基を搭載、艦中央後よりに大型のパラボラアンテナ、後部甲板にコブラジュディ・フェイズド・アレイレーダー (AN/SPQ-11) を搭載している。
2000年代においては、北朝鮮の弾道ミサイル開発を監視するために、日本近海を遊弋していることも多い。