カプロニ Ca60
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Caproni ca60 | |
---|---|
概要 | |
用途 | 旅客機 |
乗員 | 8名 |
乗客 | 100名 |
初飛行 | 1921 |
製造者 | カプロニ |
寸法 | |
全長 | 23.45 m |
全幅 | 30.0 m |
全高 | 9.15 m |
翼面積 | 9,000 m² |
重量 | |
空虚 | 26,000 kg |
動力 | |
エンジン | リバティL-12 ×8 |
出力 | 400Hp ×8 |
性能(目安) | |
最大速度 | 130 km/h |
航続距離 | 660 km |
カプロニ Ca.60 Transaereo は、100名の乗客を乗せて大西洋を横断する計画の下に、イタリアのカプロニ社によって製造された9枚の主翼を持つ試作飛行艇。8基のエンジンと、三葉×3セットの主翼が特徴。機体の安定性を保つために、両脇にフロートが取り付けられている。この試作機は1921年3月4日、イタリアのマジオーレ湖でごく短い飛行をするに留まった。機体はわずか60フィート(約18メートル)の高さまで上昇しただけで、その後すぐに墜落。機体は衝撃で破壊され急速に浸水、数分で湖の底に沈んだ。