カメヤマ (ローソク会社)
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
略称 | カメヤマ カメヤマローソク |
本社所在地 | 531-0076 大阪市北区大淀中2-9-11 本店及び工場 519-0111 三重県亀山市栄町1504-1 |
電話番号 | 06-4798-9071(代表) 0595-82-3111(本店及び工場) |
設立 | 1946年(昭和21年) 創業は1927年(昭和2年)2月 |
業種 | 製造業 |
事業内容 | ローソク及び線香・香の製造・販売。各種燭台の輸入販売。 |
代表者 | 代表取締役社長 新庄 哲三 |
資本金 | 7,000万円 |
従業員数 | 約500名 |
関係する人物 | 谷川兵三郎(創業者) |
外部リンク | カメヤマローソク |
カメヤマは、ろうそくを専門に扱う会社である。一般には「亀山ローソク」、「カメヤマローソク」の名で知られ、蝋燭の国内シェアは約5割でこれは日本一である。カメヤマは創業の地の地名に由来。
[編集] 歴史
1927年(昭和2年)に、谷川兵三郎(ひょうさぶろう)が三重県亀山市でローソクの製造を行ったのが創業とされており、1946年(昭和21年)に法人組織となった。国内最大手であるとともに、キャンドルの代名詞となったスパイラルキャンドルを生み出したメーカーとしても有名であり 様々なエピソードがあり、世界でも有数のキャンドルメーカーである。 現在は本社機能を大阪府に置いているが、創業の地・亀山市を中心に本社工場を設け、ローソク及びキャンドルの専門ショールームが併設されている。1997年の70周年を機にキャンドルを中心とした生活雑貨を扱う専門部署をキャンドルハウス事業部として設立。東京青山を事業本部とし全国7箇所にショールームを設けアロマキャンドルから、様々なキャンドルそして、メッシュ製品などのインテリアアイテムまで幅広いアイテムを取り扱う。ウエディングにおいて定番となっている「キャンドルサービス」を1970年代初旬に生み出し 、 2002年からパーティースタイルウエディングを提唱し、様々な流行に添ったウエディングスタイルを発表し続けている。 2002年には、[〔キャンドルサービス〕]のホスピテリティを引継ぎ、そして演出として進化した 新たなキャンドルセレモニー「〔キャンドルリレー〕」を発表し、キャンドルの代表的演出として好評を得ている。 ※キャンドルサービスは、 古くから海外にネットワークがあったカメヤマが、駐在員の情報をもとに 洋風の披露宴が国内で一般的になった頃、新郎新婦からは感謝、参列するゲストは祝福の想いを テーブルにセットされたキャンドルの灯火に誓う、尊さそして厳粛ななかでの華やかさが支持を受け 結婚披露宴を代表する演出となった。 BGMをサイトで検索すると、ケーキカットと並びキャンドルサービスは、ほとんどのサイトで キャンドルサービス用として検索できるほどである。
「〔キャンドルリレー〕」 キャンドルリレーというスタイルは1990年初頭ころからカジュアルスタイルの披露宴で登場し始めている。 ただし、現在の「〔キャンドルリレー〕」とスタイルは異なり 最初の入場時、お色直しの再入場時に入口からお二人の席まで列を作り、 リレー形式によって灯したりなど、様々なスタイルでときおり行われていた。 その時点でキャンドルリレーがまだ定着しなかったのは、キャンドルの灯火をリレーをする意味合いが薄く、 演出スタイルが中心であったこと、 一方で点火するキャンドルが、スパイラルやテーパーなど流蝋を伴うリスクがあったことが要因と推測される。 キャンドルサービスを生み出したカメヤマが、5年の歳月をかけて2002年に あらゆる角度から検証したカメヤマスタイルの「キャンドルリレー」を提唱し 手に持っても安全、さらに灯火の透過による美しいリレー専用のキャンドルを開発、 お二人とゲストの方々の想いがひとつになる感動を加え、人気の演出となった。
2007年からは、コーディネートに最も必要とされるカラーに着目、自在にカラーリングが可能なリキッドキャンドルを用いたスタイルを発表し、注目を集めている。 取り扱う商品は仏事用のローソク以外に、線香、生活雑貨用や装飾用のキャンドルの他、 メッシュ製のインテリア、窓や鏡をキャンバスに様々なデザインを描けるジェルジェムなどがある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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