カラクリオデット
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カラクリオデット(からくりおでっと)は、鈴木ジュリエッタによる少女漫画。 漫画雑誌「花とゆめ」(白泉社)において連載されている。
花とゆめ2005年19号に掲載された読み切りが好評で、24号に続編が掲載される。その後短期連載を経て、現在に至る。
[編集] 単行本
- 第1巻 初版2006年6月25日発行
- 第2巻 初版2006年10月25日発行
- 第3巻 初版2007年4月25日発売予定
- ISBN
[編集] あらすじ
吉沢オデットは、無表情な美人の高校1年生。 見た目は普通の女の子だが、実は天才科学者吉沢博士に創られたアンドロイドだった。 自分と人間の違いが知りたくて学校に通いはじめた彼女は、様々な人と触れ合ううちに様々な感情(喜び、願い、怖れ、哀しみ、など)を体得して行く。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
- 吉沢オデット(よしざわ おでっと)
- 吉沢博士の最高傑作である、人型ロボット。
- 頭脳明晰で運動能力も抜群、人間の動きやしぐさも全て表現できるが、感情は理解できなかった。
- そばにいる人の体温や鼓動の変化を感じ取る能力がある。
- 入学したときは1年生だったが、進級して現在は2年生。
- 髪の色はピンク。
- アンドロイドだということは生徒には秘密だが、朝生は知っている。
- 吉沢ヒロアキ(よしざわ ひろあき)
- 天才ロボット科学者でオデットの生みの親。
- おそらく二十代で独身。
- オデットやクリスの世話をマメに焼いている。
- 守野洋子(もりの ようこ)
- オデットのクラスメイトで親友。
- 友達の三和子(みわこ)とよく一緒にいる。
- 呼吸器の持病があり、体育は毎回見学している。
- 新入生の時、怪我をした朝生を気遣い声を掛けているが、今は忘れてしまい、怖がっている。
- 黒瀬朝生(くろせ あさお)
- オデットと同じ高校の先輩。
- 学園一の問題児で頻繁にケンカをしているが、自分から手を出すことは少ない模様。
- オデットと出会ってからは、奇妙な友人関係を続けている。
- 洋子のことが好きで、ネコ好き。
- 花梨(かりん)という妹がいる。
- 吉沢クリス(よしざわ くりす)
- 元の名はクリス7号で、実は暗殺用自爆アンドロイド。
- 何者かによって吉沢博士のもとへ送り込まれたが、留守番をしていたオデットと出会って過ごすうちに、自我が発達し、起爆しなくなってしまう。
- その後爆弾を取り除き、オデットのいとことして学校にも通っていたが、14話以降故障中。
- 柚木村明久(ゆきむら あきひさ)
- オデットと同じ高校の後輩。
- オデットに一目惚れして告白する。
- ミカ
- 柚木村のクラスメイトで、友人。
- よく柚木村の悩み相談に付き合わされているが、買い物の荷物持ちをさせたりもしている。
- 朝生のことを好きらしい。
- 林檎坂白雪(りんござか しらゆき)
- 名家のお嬢様で、オデットのクラスメイト。
- 触れた相手の思考に感応する能力を祖母から受け継いでいるが、そのために両親と離れて暮らす羽目になっていた。
- オデットのクラスに転校してくる。
- 岡田哲也(おかだ てつや)
- 洋子の彼。
- オデットが1年の時にクラスメイトだった。
- 久太郎(ひさたろう)
- 雨の日にオデットが道ばたで拾った『幽霊少年』。
- オデットにしか見えず、共に過ごすうち、互いに思いやるようになる。
- しかしその正体はオデットに感染した新種のコンピューターウィルスで、オデットを救うために自己消滅してしまう。
- ガブリエル
- 「子守から脱獄まで」何でも請け負う何でも屋の管理職。
- 吉沢博士の大学時代の学友で、クリスを回収するために来日した。
- 好物はクリームソーダ。
- 性別不詳。