クイーカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クイーカ(葡:Cuíca, Cuíga)は、打楽器に分類される楽器の一種。クイカとも書く。片面太鼓の皮の内側中央に、皮に垂直に短い棒を取り付けた楽器である。この棒をぬらした手やしめった布でこすり振動させることにより、振動を皮に伝え、独特の音を出す。棒を挟む指の力を調整したり、もう一方の手で皮の張力を調整することで音の高低を作ることができる。
サンバなどのブラジル音楽に多く使われる。
類似の楽器にライオンズローア、ドイツに古くから伝わるワルトトイフェルがある。
クイーカの音は特徴的であり、NHKの番組、『できるかな』の「ゴン太」の声として用いられた。
- クイーカの音 (説明ページ) — ブラウザで視聴 (beta)
- こんな音です。
- うまく聞けない場合は、サウンド再生のヒントをご覧ください。
- クイーカの音 (説明ページ) — ブラウザで視聴 (beta)
- こんな音も出ます。
- うまく聞けない場合は、サウンド再生のヒントをご覧ください。