クリス・ヘイズ
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クリス・ヘイズ(Chris Hayes,本名・クリストファー・ジョン・ヘイズ,Christopher John Hayes 1957年11月24日-)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント出身。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのリード・ギターを担当していた。
[編集] メンバーに加入するまで
9歳で初めてギターに触れ、ジャズからフォークまで何でもこなすようになり、時には人に教えることもあったという。そんな彼は、ラバー・バンド(The Rubber Band)というバンドに参加したのが初めての音楽活動である(ラバー・バンドを脱退後は、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースに加入するまでに、6つのバンドを転々としていたらしい)。そんな彼は、20歳のときに尊敬する有名なブルースシンガーであるエスター・フィリップスの公演を見にヨーロッパへ旅立った。 その後、帰国した彼は自分の演奏できる場所を探そうと、サンフランシスコのクラブを回っていた。そんなとき、ギタリストを探していた、後に加入することになるヒューイ・ルイス&・ザ・ニュースのリーダーである、ヒューイ・ルイスが彼に目をつけ、リード・ギター担当になり、メンバーに加入することになった。
[編集] エピソード
- バンドに加入したのは、メンバー結成から1年経った1980年である。
- ファーストアルバム「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」のライナーノートに「1957年11月24日 イリノイ州シカゴ生まれ」と書かれているが、ソースは不明である(メンバーはヒューイ・ルイスを除いて全員太平洋側の出身である)。
- 自他共に認めるジャズ・マニアである。
- ライブの最中は汗だくになるほど走り回ったり、飛び上がったりしていた。それが講じて、時にはコードに引っかかって転びそうになることもあった。
- ヘビー・スモーカーである。
- 「スタック・ウィズ・ユー」(Stuck With You,1986年発表の「FORE!」のトラック2)は、マネージャーのボブ・ブラウンにヒューイ・ルイスとともに部屋に閉じ込められて4時間ほどで完成させた曲である(室内ではヒューイ・ルイスとタバコを大量に吸いながら作曲したらしい)。
- メンバーの中でヒューイ・ルイスとの共作の曲が最も多い人物。
- メンバーの中では最年少である。
- 服装のセンスはあまりよいとは言えず、ベルトの穴を通し忘れたり、シャツのボタンを掛け違えたりしている。
- 好きな映画は「カサブランカ」で、好きな俳優はハンフリー・ボガートである。
- メンバーの中では、ピカイチのイケメンで、若い頃はよくもてたらしい。
- ゴルフが趣味で、ヒューイ・ルイスとよくプレーしていたらしい。
- 2001年に、アルバム「プランB」を発表後、活動を休止し、2代目のギタリストのステフ・バーンズがリード・ギターを担当している(脱退とは言えず、時々ライブに参加することもある。準メンバーという位置づけとされる)。理由は、家族と一緒に過ごす時間がもっとほしくなったため、としている。
- ボニー・ヘイズとケビン・ヘイズはそれぞれ実妹、実兄である。