グアイアコール
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グアイアコール | |
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IUPAC名 | グアイアコール(許容慣用名) 2-メトキシフェノール(系統名) |
別名 | グアヤコール |
分子式 | C7H8O2 |
分子量 | 124.13 g/mol |
CAS登録番号 | [90-05-1] |
形状 | 無色または淡黄色の固体または液体 |
密度と相 | 1.112 g/cm3, 液体 |
融点 | 28 °C |
沸点 | 204-206 °C |
SMILES | COc1ccccc1O |
グアイアコール (guaiacol) とは、有機化合物の一種で、示性式は 2-CH3C6H4OH と表されるフェノール類。虫歯の治療時、歯髄神経の麻痺・消毒に用いられる。グアヤコールとも呼ばれる。
誤って口内粘膜にふれた場合は即時に洗浄する。現在はあまり使われなくなり、他の薬が使われることが多くなっている。刺激性・毒性が強く、致死量は約2グラム。
バニリンを人工合成するとき、原料とされる。
カテゴリ: 化学関連のスタブ項目 | フェノール