グレアム・スーネス
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グレアム・スーネス(Graeme Souness、1953年5月6日 - )は、スコットランド出身の元サッカー選手・監督。
現役時代はリバプールやミドルスブラ、トッテナム・ホットスパーで活躍、口髭がトレードマークの選手だった。
その後、33歳にして、母国スコットランドのグラスゴー・レンジャーズで監督としてのキャリアをスタート。以来、リバプールやサウサンプトンを始め、ガラタサライ(トルコ)、トリノ(イタリア)、ベンフィカ(ポルトガル)、ブラックバーン・ローヴァーズなど国外ビッククラブから中堅クラブまで監督として幅広く歴任。
そして2004年9月、ボビー・ロブソンの後を受けてニューカッスル・ユナイテッドの監督に就任した。だがチームは下降線をたどる一方で、2006年2月当然とも言える解任で監督を辞した。
監督キャリアのスタート当初は選手との衝突が絶えなかったが、イギリス人監督としては豊富な経験を持つ人物である。リバプールの監督時代、心臓バイパス手術を3回にわたって受け、今なお薬物治療を続けているという。本人曰く、この手術のお陰でより多くのことを経験し、感情の抑制ができるようになったらしい。