グローバルリーグ
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グローバルリーグは、1969年に1年だけ存在したプロ野球リーグ。
アメリカのプロモーターがメジャーリーグに匹敵する第3のリーグ戦を世界規模で作ろうと呼びかけて設立されたもので、日本の東京ドラゴンズを始めアメリカ(アラバマ・ワイルドキャッツ、ニュージャージー・タイタンズ)、ドミニカ共和国(ドミニカ・シャークス)、ベネズエラ(ベネズエラ・オイラーズ)、プエルトリコ(プエルトリコ・サンファンズ)の5カ国6チームが参加してホーム&アウェーのリーグ戦を開催。日本チームは森徹(元中日ドラゴンズ)を監督に元プロ野球経験者を中心に編成した。
開幕当初は観客動員もまずまずの状態だったが急激にそれが減少。財政難からプエルトリコとドミニカ共和国がわずか開幕2ヶ月で撤退したり、他チームも相次いで運営難から旅費が底を付くという厳しい状況に立たされ、結局リーグ戦としては1年間で打ち切りとなった。