ゲスラ
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ゲスラは、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』第6話「沿岸警備命令」(1966年8月21日放送)に登場する、架空の怪獣。別名「海獣」。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
- 身長:60メートル
- 体重:1万トン
元々はブラジルに生息するカカオや害虫を好んで食べるトカゲだったが、カカオを輸出する際に、カカオ豆と一緒に日本に運ばれてきた。東京湾の汚水を吸収し、その影響で怪獣化してしまった。全身に生えている毛には猛毒があり、自分より大きな敵をも倒してしまう。また、大きな音や刺激に敏感な性質があり、発砲されたピストルの音と刺激によって凶暴化し、港の倉庫を破壊していった。ウルトラマンもその猛毒で苦しめたが、弱点である頭部の触覚をもぎ取られ、弱って東京湾へと沈んでいった。書籍によっては、水中をマッハ6で航行できるとされている。
- 本編で登場したのは『ウルトラQ』に登場した「ピーター」の着ぐるみを改造したものだが、本来はモスラの幼虫の着ぐるみを改造し、ゲラン蜂の幼虫が巨大化するという初期設定であったため、古い文献には初期設定が記載されていることもある。
- スーツアクターは荒垣輝雄。
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