サニングデール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性別 | 牡 |
---|---|
毛色 | 黒鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1999年4月1日 |
死没 | 生存中 |
父 | ウォーニング |
母 | カディザデー |
生産 | タイヘイ牧場 |
生国 | 日本(北海道静内町) |
馬主 | 後藤繁樹 |
調教師 | 瀬戸口勉(栗東) |
競走成績 | 25戦7勝 |
獲得賞金 | 4億1060万円 |
サニングデールは日本の競走馬である。現役時代は短距離を中心に活躍し高松宮記念を制した。名前の由来はイギリスのSunningdale Golf Club。
[編集] 戦績
2001年11月にデビューし新馬戦を勝利、次走の条件戦を2着の後休養に入る。
2002年休養明けで格上挑戦したオープン特別を勝利、次走は6着になるもその後ファルコンステークス、函館スプリントステークスを連勝する。初GIとなったスプリンターズステークスは8着、スワンステークスは9着に沈むもオープン特別2着の後CBC賞を勝利し重賞3勝目を収める。
2003年はシルクロードステークス3着、阪急杯2着、高松宮記念2着と勝てないながらも好走する。しかし京王杯スプリングカップで7着になるとその後は凡走を続け、掲示板にすら載れない日々が続く。
明けて2004年、初ダートのガーネットステークスは7着だったが、芝に戻ったシルクロードステークスで久々の3着に入る。これで調子を取り戻したのか阪急杯、高松宮記念を連勝し念願のGIを制覇した。しかしその後は凡走をまた繰り返し香港スプリントを最後に引退した。
[編集] その他
瀬戸口調教師の方針なのか1600m以上レースには出走しなかった。しかし、1400mで掲示板に載れなかったようにかなりスプリント色の強い競走馬であった。また、斤量57.5kg以上では10戦0勝2着1回3着2回と斤量を気にする馬でもあった。
種牡馬としては貴重なマッチェム系ということ、父ウォーニングが既に死亡していること、ナスルーラが入っているのは5代目以降であること、ノーザンダンサーが血統に入っていないこと、等の理由で同父のカルストンライトオと共にまずまずの牝馬を集めていた。2007年現在、日本軽種馬協会の七戸種馬場(青森)に移動しており、種牡馬としてやや不利な状況に置かれている。
[編集] 主な勝鞍
- 高松宮記念
- ファルコンステークス
- 函館スプリントステークス
- CBC賞
- 阪急杯
全て1200mのレースであった。
サニングデールの血統 Man o'War系(マッチェム系)/アウトブリード | |||
父
* Warning 1985 鹿毛 |
Known Fact 1977 鹿毛 |
In Reality | Intentionally |
My Dear Girl | |||
Tamerett | Tim Tam | ||
Mixed Marriage | |||
Slightly Dangerous 1979 鹿毛 |
Roberto | Hail to Reason | |
Bramalea | |||
Where You Lead | Raise a Native | ||
Noblesse | |||
母
* Kadizadeh 1988 黒鹿毛 |
Darshaan 1981 鹿毛 |
Shirley Heights | Mill Reef |
Hardiemma | |||
Delsy | Abdos | ||
Kelty | |||
Kadissya 1979 鹿毛 |
Blushing Groom | Red God | |
Runaway Bride | |||
Kalkeen | Shesoon | ||
Gioia F-No.5-e |
カテゴリ: 1999年生 (競走馬) | サラブレッド | 日本生産の競走馬 | 日本調教の競走馬