シャルル・モーラス
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シャルル・モーラス(Charles Maurras,1868年4月20日 - 1952年11月16日)は、フランスの政治家、作家。王党派右翼のアクション・フランセーズを主催。
フランスにおける反近代主義の代表的存在であり、その思想は、古典主義的要素を含め、反ロマン主義的であり、T・S・エリオットやT・E・ヒューム、パウンドらに影響を与える。
その系譜は、アルチュール・ド・ゴビノーやモーリス・バレスを受け継ぐものであり、対独強力派のファシストとなりモーラスと袂を別った作家のリュシアン・ルバテは若い頃はモーラスの薫陶を受け、その強い影響を受けており、ジョルジュ・ソレルも、モーラスの反民主主義的な姿勢に賛同しており、また作家のジッドとも論争した事がある。さらに、初期は極右イデオローグとして出発したモーリス・ブランショも間接的に影響されている。
王という無意味で不合理な存在をあえて据えることで、民主主義の害を防げると考え、王制を支持した。
イタリアのムッソリーニやスペインのフランコを支持し、ペタンのヴィシー政権に協力した。そのため、戦後はド・ゴール政権により戦犯として告発され、終身禁固刑。健康を害し、病院にて死去。
[編集] 関連
[編集] 外部リンク
- Fiches consacrées à Charles Maurras sur le site de l'Académie française
- Biographie de Charles Maurras sur le site de l'Action française
- Dossier sur Charles Maurras
- Biographie et analyse de l'œuvre de Charles Maurras sur l'encyclopédie de l'Agora
- Maurras.net : textes de Charles Maurras en ligne ou téléchargeables au format pdf