ジェットスター航空
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェットスター航空 (Jetstar Airways) は、オーストラリアのメルボルンに本社をおく国内線格安航空会社。
目次 |
[編集] 概要
格安航空会社のヴァージン・ブルーに対抗するため、カンタス航空によって設立された。カンタス航空の完全子会社であり、カンタス航空によって2001年11月20日に買収された旧インパルス航空の経営陣によって経営されている。
ジェットスター航空は2004年3月25日に旅客運航を開始した。
同社のハブ空港は、メルボルンのメルボルン空港、アバロン空港 (w:Avalon Airport)、シドニーのキングスフォード・スミス国際空港、ブリスベンのブリスベン国際空港である。
2006年4月カンタス航空は、7月に赤字経営が続いていた観光客向け国際線子会社のオーストラリア航空を吸収し、路線網を再構築して11月にジェットスター航空に運行させる計画案を発表した。エアバスA330-200型6機を導入し、シドニー~関西~ブリスベン~シドニー(2007年3月25日就航)などのアジア、太平洋方面への長距離路線に参入する。後に、カンタス航空からジェットスターに移管する便を増やすことを決めた。カンタス航空 日本路線運航体制の変更を発表(PDFファイル)
格安航空会社であるため、通常はエコノミークラスでも無料の場合が多い各種サービスがオプション(有料)となっている。
- 食事(関空-シドニー線で食事2回、2,100円)
- アルコール、食事時以外の飲料
- 映画等を楽しむためのヘッドセット
- オンデマンド・ビデオセット(エコノミークラスでも可・900円)
- 毛布(空気枕等とセットの「コンフォートパック」として購入・600円で持ち帰り可能)
- 靴下・アイマスク・歯ブラシ・歯磨き粉等の入った「アメニティパック」
- えんぴつ・シール・パズル等が入った「キッズパック」
上位クラスである「スタークラス」ではこれらのサービスは無料である。
ただし、座席はエコノミークラスでもレザーシートが採用されている。
2008年8月にはボーイング787型機12機を導入予定である。
シンガポールにもカンタス航空子会社のジェットスター・アジア航空がある。現在ではブランド名をジェットスター (Jet★) に統一している。
[編集] コードデーター
- IATA航空会社コード:JQ
- ICAO航空会社コード:JST
- コールサイン:Jetstar
[編集] 路線
[編集] 国際線
- シドニー → 大阪/関西 → ブリスベン → シドニー
- シドニー ~ デンパサール
- シドニー ~ プーケット
- シドニー ~ ホーチミン
- シドニー ~ ホノルル
- シドニー ~ クライストチャーチ
- メルボルン ~ デンパサール
- メルボルン ~ バンコク
- メルボルン ~ ホノルル
- メルボルン ~ クライストチャーチ
- ブリスベン ~ クライストチャーチ
- ゴールドコースト ~ クライストチャーチ
また、下記の日本路線を就航させる予定である。
[編集] 機材
ジェットスター航空の機材は以下の航空機で構成される(2007年1月現在)。
- エアバスA330-200 3機
- エアバスA320-200 23機
- ボーイング717-200 6機
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Jetstar(日本語版/英語版)
- Jetstar Airways Fleet Age(英語版)
- Jetstar Airways Fleet Detail(英語版)
- Jetstar Airways Passenger Opinions(英語版)
カテゴリ: 航空会社スタブ | オーストラリアの航空会社 | 格安航空会社