ジェニファー・ジョーンズ
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ジェニファー・ジョーンズ(Jennifer Jones、1919年3月2日 - )はアメリカ合衆国オクラホマ州タルサ出身の女優。本名Phylis Lee Isley、両親は巡業劇団を持っていたため、子供の頃から舞台に立っていた。
ノースウェスタン大学とニューヨークのアメリカ演劇アカデミーで学び、19歳の時に同じく俳優の卵であったロバート・ウォーカーと結婚。夫がラジオの仕事を得、ジョーンズも端役で西部劇などに出演するようになる。ある時、舞台のオーディションのために映画プロデューサーのデヴィッド・O・セルズニックのオフィスに行き、セルズニックに認められて彼の元で契約を交わすことになった。
その後名前をジェニファー・ジョーンズと改め、1943年「聖処女」に主演、アカデミー主演女優賞を受賞した。
1944年には最初の夫と離婚、1949年にセルズニックと再婚し、彼の元で様々なジャンルの映画に出演、アカデミー賞に4度ノミネートされるなど高い評価を得た。1965年のセルズニックの死後はほとんど引退状態であったが、1974年の「タワーリング・インフェルノ」に顔を出している。
[編集] 主な出演作品
- 聖処女 (1943)
- 君去りし後 (1944)
- 白昼の決闘 (1946)
- ボヴァリー夫人 (1949)
- 終着駅 (1953)
- 慕情 (1955)
- 灰色の服を着た男 (1956)
- 武器よさらば (1957)
- タワーリング・インフェルノ (1974)
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