ジェニファー・ロペス
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ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez、本名:ジェニファー・ムニッズ(Jennifer Muniz)、1970年7月24日 - )は、米国ニューヨーク州ブロンクス出身の歌手・女優である。父はプログラマー、母は幼稚園教諭。
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[編集] 人物
プエルトリコ系アメリカ人。J. Lo(ジェイロー)という愛称で呼ばれることもあり、愛称を冠した香水や衣服も発売されている。最近では、彼女自身がJ.Loと呼ばれることを嫌がっているらしい。日本では「ジェニ・ロペ」とも略して呼ばれる。
わがままな性格でもよく知られており、宿泊先のホテルに必ず出される要求には、
など。同行者が100人ほどホテルに訪れることも知られている。
また、仕事の面でも、主演映画「ジーリ」が商業的に大コケした為に、この仕事を引き受けたエージェントを解雇した。これは、アメリカの芸能界でのマネージメントの仕組み(広報、スタイリスト、弁護士などをタレント自身が個々で雇い、専属スタッフの役割分担がされている。)を強く反映している出来事で、自分の失敗を専属スタッフのせいにする典型的な例である。
[編集] 恋愛遍歴
男性関係が派手なことでも有名であり、1999年頃には、レコード会社「バッド・ボーイ」社長のショーン・コムズ(ディディ)と交際、破局の後2002年頃には、俳優のベン・アフレックと熱愛ぶりを見せ付けていたが、最近になって1999年のファースト・アルバムで濃厚なデュエットを歌っていた歌手のマーク・アンソニーと結婚した。
[編集] 音楽
1999年にロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)らのバックアップにより、歌の世界に進出。
セカンド・アルバム『J.Lo』は不振に終わったかのように見られたが、アーヴ・ゴッティ(Irv Gotti)にリミックスを依頼し、起死回生を果たす。以降、順調に音楽のキャリアも築き上げてゆく。
音楽性は、先述の通りプエルトリコ系ということもあり、スペイン語で歌っている曲(『Qué Hiciste』など)もある。また、R&Bを意識した音作りもしており、数多くのニューヨークで活躍するラッパー達に客演させている。
レーベルはEPIC、SMEである。
[編集] アルバム
- オン・ザ・6 - On The 6 (1999年)
- J. Lo - J. Lo (2001年)
- ジェイ・トゥ・ザ・エル-オー!/ザ・リミキシーズ - J to tha L-O! The Remixes (2002年2月)※リミックスアルバム
- ディス・イズ・ミー…ゼン - This Is Me... Then (2002年12月)
- リール・ミー (2004年2月)※日本企画盤
- リバース - Rebirth (2005年2月)
[編集] 映画
- マイ・リトル・ガール - My Little Girl (1986年)
- ランバダ/青春に燃えて - Lambada (1990年)
- ミ・ファミリア - My Family (1995年)
- マネー・トレイン - Money Train (1995年)
- ジャック - Jack (1996年)
- ブラッド&ワイン - Blood and Wine (1996年)
- セレナ - Selena (1997年)
- アナコンダ - Anaconda (1997年)
- Uターン - U Turn (1997年)
- アウト・オブ・サイト - Out Of Sight (1998年)
- アンツ - Antz (1998年、声の出演)
- ウェディング・プランナー - The Wedding Planner (2001年)
- ザ・セル - The Cell (2000年、キャサリン役)
- エンジェル・アイズ - Angel Eyes (2001年、シャロン役)
- イナフ - Enough (2002年、スリム役)
- メイド・イン・マンハッタン - Maid in Manhattan (2002年、マリサ・ベンチュラ役)
- ジーリ - Gigli (2003年)
- Shall we Dance? シャル·ウィ·ダンス? - Shall We Dance (2004年、ポリーナ役)
- 世界で一番パパが好き! - Jersey Girl (2004年)
- ウエディング宣言 - Monster-In-Law (2005年)
[編集] 外部リンク
- JenniferLopez/ジェニファー・ロペス
- ジェニファー・ロペス (asahi-net内の情報)