スターゲイト SG-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スターゲイト SG-1(すたーげいと えすじーわん、Stargate SG-1)は、1997年から2007年にかけてアメリカで制作されたSFテレビドラマ(海外ドラマ)。1994年に公開された映画「スターゲイト」をベースに作られており、2007年現在、本国ではシーズン10が放送中(シーズン10が最終シーズンとなることが決定済。)。ギネスブックにも世界最長SFドラマとして記載されている。日本ではAXNにてシーズン9が放送中。 スピンオフ作品として「スターゲイト アトランティス」が存在する。更に、2008年から北米において第3シリーズ「Stargate Universe」が放送予定。
目次 |
[編集] ストーリー
映画版(アビドース作戦)より1年後、封印され米空軍の厳重な監視下に置かれていたスターゲイトが突如動き出す。武装した異星人が現れスターゲイト(SG)基地を襲い、監視していた兵士達の内女性はさらわれ他の者は殺されてしまう。基地の指揮官ハモンド将軍により、退役していたジャック・オニール大佐は再びSG基地へと呼び出され、物理学者でもあるサマンサ・カーター大尉らと共に再びゲートをくぐるのであった。オニール大佐ら一行はゲイトの先でダニエル・ジャクソン博士と再会し、スターゲイトが広大な宇宙の様々な星々に存在し、それらが巨大なネットワークを構築している事を知る。そして、支配者はラーだけではなかった事も知る事となる。ジャック・オニール大佐、ダニエル・ジャクソン博士、サマンサ・カーター大尉そして異星人ティルクらはスターゲイトを使い他の惑星に住む人々との交流を広げつつ、宇宙の支配者の地位を狙う異星人との戦いを繰り広げる。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] エピソードガイド
[編集] シーズン1
- アビドース作戦から1年後、コロラド州シャイアン山にあるスターゲイトが突如作動。ジャファの一群が基地に侵攻してきた。基地管理をしていたジョージ・ハモンド少将は、ジャファ達が下士官を拉致しゲイトへ逃走した際、アポフィスの目が光るのを目撃した。事態を重く見た空軍は退役したジャック・オニール大佐を呼び戻し、アビドースへの偵察を命じる。
- 現役復帰したオニール大佐率いるアビドース作戦オリジナルメンバー他、新たに天体物理学者のサマンサ・カーター大尉を加えた偵察チームを結成し、一行はアビドースへ向かう。
- 到着すると、そこにはダニエル・ジャクソン博士の姿があった。ダニエルは、基地に現れたのはアビドースから来たジャファではないと説明。後に無数のゲイトが銀河中に散らばっていることが判明。無限のスターゲイトによるネットワークがあり、その中からジャファが来た惑星を探すことになる。後に判明した惑星に、ダニエルを加えたSGチームが救出作戦に向かうことになる。
- シーズン1では、ラストのゴアウルド地球侵攻までに多数の種族との交流や、これからのシーズンの基本となる惑星探検のエピソードが中心となるが、地球のエピソードもあり、近年のSFドラマでは見られなかったオリジナル性に富んだシーズンとなる。中でも、あるエピソードは後の「スターゲイト アトランティス」に繋がるエピソードにもなっている。
-
邦題 原題 第1話 神の子 (前編) Children of the Gods (Part 1) 第2話 神の子 (後編) Children of the Gods (Part 2) 第3話 エイリアン The Enemy Within 第4話 自由の女神 Emancipation 第5話 悪魔の痕跡 The Broca Divide 第6話 光の壁 The First Commandment 第7話 エネルギークローン Cold Lazarus 第8話 四次元の妖精 The Nox 第9話 時の呪縛 Brief Candle 第10話 雷神トールのハンマー Thor's Hammer 第11話 一人ぼっちの星 The Torment of Tantalus 第12話 ジャファの儀式 Bloodlines 第13話 失われた記憶 Fire and Water 第14話 ゴッド・マザー Hathor 第15話 地球に来た罠 Singularity 第16話 恩讐の彼方に Cor-ai 第17話 トラン人の謎 Enigma 第18話 凍りつく孤独 Solitudes 第19話 ブリキ男 Tin Man 第20話 異次元の地球 There But For the Grace of God 第21話 閉鎖命令 Politics (Part 1) 第22話 突入!宇宙母艦 Within the Serpent's Grasp (Part 2)
[編集] シーズン2
- 一時的にカーターが寄生されるという事態から接触することになったトクラ。彼らと何度かやり取りをするうちに友好関係が深まる。たまたま発見された記憶保管庫を起動してしまったオニールによって、四大種族の一つであるアスガードとの本格的な接触が行われる。また、トクラの協力を得てのアポフィスとの再戦。ジャファ反乱軍は徐々に大きくなり、ゴアウルドから透明化技術をもった刺客を送り込まれたり、新たな難敵リートゥとの接触。ハトルが再び登場し、またもやSG-1を罠にかける。
-
邦題 原題 第23話 宇宙戦争 The Serpent's Lair (Part 3) 第24話 殺し屋ゴアウルド In the Line of Duty 第25話 地底の牢獄 Prisoners 第26話 ゲームキーパー The Gamekeeper 第27話 石棺の魔力 Need 第28話 トールの宇宙戦車 Thor's Chariot 第29話 球体のメッセージ Message In a Bottle 第30話 家族 Family 第31話 シークレット Secrets 第32話 破滅への道 Bane 第33話 反逆者たち The Tok'ra (Part 1) 第34話 勇気ある共棲共存 The Tok'ra (Part 2) 第35話 精霊 Spirits 第36話 タッチストーン Touchstone 第37話 宇宙人・第5の種族へ The Fifth Race 第38話 ブラックホール A Matter of Time 第39話 奪われた肉体 Holiday 第40話 邪神の末路 Serpent's Song 第41話 異星人のハーモニー One False Step 第42話 未知との挑戦 Show and Tell 第43話 タイムスリップ 1969 第44話 記憶の迷路 Out of Mind (Part 1)
[編集] シーズン3
-
邦題 原題 第45話 炎の中のバリア Into the Fire (Part 2) 第46話 カルト集団 Seth 第47話 宇宙人不可侵交渉 Fair Game 第48話 マ・チェロの遺産 Legacy 第49話 捻れたIQ Learning Curve 第50話 パラレル・ミラーの世界 Point of View 第51話 宇宙の賞金稼ぎ Deadman Switch 第52話 悪魔の生け贄 Demons 第53話 命を賭けた戦斗ゲーム Rules of Engagement 第54話 愛は永遠に Forever in a Day 第55話 記憶喪失 Past and Present 第56話 ジョリナーの回想 Jolinar's Memories (Part 1) 第57話 甦る魔神 The Devil You Know (Part 2) 第58話 侵略されたSG基地 Foothold 第59話 異星間裁判 Pretense 第60話 生命体アーゴ Urgo 第61話 火の雨 A Hundred Days 第62話 ハイテク大泥棒 Shades of Grey 第63話 オプトリカンの伝説 New Ground 第64話 禁断の惑星 Maternal Instinct 第65話 水晶のドクロ Crystal Skull 第66話 機械虫の反乱 Nemesis (Part 1)
[編集] シーズン4
-
邦題 原題 第67話 レプリケイター地球侵入 Small Victories (Part 2) 第68話 地下帝国への救援 The Other Side 第69話 人体改造アームバンド Upgrades 第70話 宿主を巡る分岐点 Crossroads 第71話 洗脳兵器ゼイターク Divide and Conquer 第72話 未完成のタイムマシン Window of Opportunity 第73話 水の惑星 Watergate 第74話 ゴアウルド惑星 The First Ones 第75話 生態系改造計画 Scorched Earth 第76話 巨大ドーム都市の真下で Beneath the Surface 第77話 僕はエイリアン Point of No Return 第78話 改造デスグライダー Tangent 第79話 呪いの壷 The Curse 第80話 陰険な神の脅威 The Serpent's Venom 第81話 陰謀の連鎖反応 Chain Reaction 第82話 人類滅亡の罠 2010 第83話 聖なる洗脳 Absolute Power 第84話 禁断の光の宮殿 The Light 第85話 天才問題児 Prodigy 第86話 質量0の生命体 Entity 第87話 コピー・ロボット Double Jeopardy 第88話 超新星大爆発! Exodus (Part 1)
[編集] シーズン5
-
邦題 原題 第89話 理由なき反抗 Enemies (Part 2) 第90話 マインドコントロール Threshold (Part 3) 第91話 異星の恋人 Ascension 第92話 謎の記憶操作 The Fifth Man 第93話 翳りの太陽 Red Sky 第94話 思春期のウイルス Rite of Passage 第95話 奴隷商人 Beast of Burden 第96話 神殿に潜む人食怪獣 The Tomb 第97話 イオン砲の陰謀 Between Two Fires 第98話 未来からの警告 2001 第99話 ゴアウルド移植 危機一髪! Desperate Measures 第100話 過激なワームホール Wormhole X-Treme! 第101話 SG基地 SOS Proving Ground 第102話 48時間!タイムリミット 48 Hours 第103話 宇宙サミット Summit (Part 1) 第104話 脱出作戦の囮 Last Stand (Part 2) 第105話 小惑星激突の危機 Fail Safe 第106話 卑劣な罠 The Warrior 第107話 レプリケーター誕生の秘密 Menace 第108話 死刑囚 最後の賭け The Sentinel 第109話 友よ 永遠に Meridian 第110話 絶滅の危機を救え! Revelations (Part 1)
[編集] シーズン6
- ダニエルは、自らを犠牲とした行為の果てに、オーマの導きに従い、高みへと昇り、新しい道を進み始めた。そこで、ダニエルの抜けた穴を埋めるため、SG-1に新たなメンバー候補を試験的に配属するが、オニールに(もしくは自分から)ことごとくお払い箱にされていく。一方、地球に亡命したケロナ人「ジョナス・クイン」はダニエルの後釜を務めたいとアピールするが、オニールの反発により叶えられずにいた。そんな中、ティルクの妻ドレイヤック危篤の知らせが舞い込む。すぐに現地へ赴くティルクだが、息子であるライアックに母親を見殺しにしたと虐げられる。同じ頃、地球のスターゲイトはアヌビスの攻撃により、地球が吹き飛ぶほどとてつもない暴発の危機に晒されていた…。
- ダニエルのレギュラー離脱、新レギュラー「ジョナス」を迎えてのSeasonとなる。地球初の宇宙戦艦プロメテウスの登場、NIDの暗躍、ゴアウルドクローンによる田舎町の支配など、地球が舞台のストーリーが目立つ。一方、レプリケータの驚愕的進化や高みに昇ったダニエルのゲスト出演など地球外でのエピソードも充実している。
-
邦題 原題 第111話 地球滅亡の危機 Redemption (Part 1) 第112話 地球壊滅防御作戦 Redemption (Part 2) 第113話 宇宙母艦の怪 Descent 第114話 凍結人間 Frozen 第115話 ゴアウルド幼生クローン Nightwalkers 第116話 暗黒の奈落 Abyss 第117話 ナクアドリア爆弾 Shadow Play 第118話 捕虜になったSG-1 The Other Guys 第119話 見えない暗殺者 Allegiance 第120話 トレトニンの恐怖 Cure 第121話 宇宙船プロメテウス Prometheus (Part 1) 第122話 レプリケーター人間 Unnatural Selection (Part 2) 第123話 幻覚?奇妙な虫 Sight Unseen 第124話 狙撃、暗殺! Smoke & Mirrors 第125話 未知の惑星!失楽園 Paradise Lost 第126話 異形の超能力者 Metamorphosis 第127話 宇宙情報公開会議 Disclosure 第128話 墜落した宇宙母艦 Forsaken 第129話 夢の交差点 The Changeling 第130話 歴史を消された惑星 Memento 第131話 予知能力 Prophecy 第132話 謎の石板 Full Circle
[編集] シーズン7
- アヌビスが「ラーの眼」を手に入れ約束を違えアビドォスを破壊してしまったものの、SG-1はダニエルの導きにより石版を入手し地球に帰還することができた。ダニエルの残したノートを手がかりに、ジョナスは石版に刻まれたエンシェントの『失われた都市』の場所を推察する。すぐさまその惑星の探索を開始したSG-1だったが、そこで肉体を取り戻し記憶を失ったダニエルと遭遇する……。
- ダニエルのレギュラー復帰、アヌビスの本格的銀河系支配の台頭、エンシェントの「失われた都市」探しなど、見所の多いSeasonとなっている。さらにSeason7はスピン・オフ作品である『スターゲイト アトランティス』に繋がる重要なエピソードで幕を閉じる。
-
邦題 原題 第133話 裸の人 Fallen (Part 1) 第134話 狙われた故郷 Homecoming (Part 2) 第135話 不安定なDNA Fragile Balance 第136話 戦士の魂 Orpheus 第137話 ドームの町 Revisions 第138話 難破船ストロモス Lifeboat 第139話 聖なる鉱山 Enemy Mine 第140話 白熱!宇宙レース Space Race 第141話 僕のアヴェンジャー Avenger 2.0 第142話 生きる権利 Birthright 第143話 命の泉 Evolution (Part 1) 第144話 究極戦士 Evolution (Part 2) 第145話 グレース Grace 第146話 堕ちゆく星 Fallout 第147話 夢とロマンス Chimera 第148話 弔鐘 Death Knell 第149話 英雄たち 前編 Heroes (Part 1) 第150話 英雄たち 後編 Heroes (Part 2) 第151話 悪魔の実験 Resurrection 第152話 副大統領就任 Inauguration 第153話 失われた都市 前編 Lost City (Part 1) 第154話 失われた都市 後編 Lost City (Part 2)
[編集] シーズン8
- 地球に直接攻撃を仕掛けてきたアヌビス艦隊とプロメテウス率いるF-302編隊による大空戦。SG-1が発見した南極のエンシェントの砦の力を借りた超絶的な攻撃により大勝利を収めることができた。しかし、その砦を巡りゴアウルド達と地球内部での複雑なやりとりを余儀なくされてしまうアメリカ政府。ゴアウルドとの交渉を辛くも乗り越えたウィアー博士は、砦の管理をどうするのかという難題にあたり、各国との交渉という立場を任され、SGCを去ることになる。そこで、SGCの指導者として選ばれたのは、SG-1のリーダーであり、地球を幾度も危機的状況から救った英雄「ジャック・オニール」准将その人であった…。
- なんとオニールがSGCの司令官となるSeason。同時にSG-1のリーダーはカーターへとシフトするが、オニールのSG-1との関係は今までとさほど変わりないものとなっている。見所としては、レプリケータの銀河系侵攻や残りゴアウルド勢力との全面対決、『スターゲイト アトランティス』と絡んだエピソードなどが挙げられる。
-
邦題 原題 第155話 新しい秩序 前編 New Order (Part 1) 第156話 新しい秩序 後編 New Order (Part 2) 第157話 監禁基地 Lockdown 第158話 司令官の多忙な5日間 Zero Hour 第159話 アヴィダンの輪 Icon 第160話 ニューゲーム Avatar 第161話 危険な隣人 Affinity 第162話 良心の天秤 Covenant 第163話 愛とプライド Sacrifices 第164話 放たれたVX兵器 Endgame 第165話 レプリ・カーター Gemini 第166話 プロメテウスの受難 Prometheus Unbound 第167話 王様万歳! It's Good to Be King 第168話 一触即発!米露開戦? Full Alert 第169話 理髪師ジョーの奇妙な夢 Citizen Joe 第170話 銀河大戦争 前編 Reckoning (Part 1) 第171話 銀河大戦争 後編 Reckoning (Part 2) 第172話 ほつれた糸 Threads 第173話 時をかけるSG-1 前編 Moebius (Part 1) 第174話 時をかけるSG-1 後編 Moebius (Part 2)
(以下、日本未放送または放送中)
[編集] シーズン9
- 新たにSGCに着任した、キャメロン・ミッチェル中佐はゲイトを見つめ、二年前の南極での戦いを思い出す。無数のアヌビス艦隊を迎撃するためF-302の大隊を率いることになった彼は、アルケシュを攻撃した際エンジンを撃たれ南極の極寒の大地に墜落。一時は再起不能とされたが、SG-1からの励ましやオニールから「治ったら好きなポストを約束する」と言われ懸命なリハビリの末復帰。晴れてSG-1のリーダーになれると思ったのもつかの間、新司令官のハンク・ランドリー将軍にSG-1解散を聞かされる。
-
邦題 原題 第175話 アヴァロン 前編 Avalon (Part 1) 第176話 アヴァロン 後編 Avalon (Part 2) 第177話 起源の書 Origin (Part 3) 第178話 切れない絆 The Ties That Bind 第179話 奇跡の力 The Powers That Be 第180話 スーパーゲイト Beachhead 第181話 今そこにある危機 Ex Deus Machina 第182話 ソダンの戦士 Babylon 第183話 試作品 Prototype 第184話 罪深き感染 前編 The Fourth Horseman (Part 1) 第185話 罪深き感染 後編 The Fourth Horseman (Part 2) 第186話 抉られた一夜 Collateral Damage 第187話 (未定) Ripple Effect 第188話 (未定) Stronghold 第189話 (未定) Ethon 第190話 (未定) Off the Grid 第191話 (未定) The Scourge 第192話 (未定) Arthur's Mantle 第193話 (未定) Crusade 第194話 (未定) Camelot
[編集] シーズン10
- オーライによる太陽系侵攻を許してしまったが、ヴァーラがSG-1に加わるなどが起こる。次元変換装置で同次元に居つつ姿を消せる装置など、徐々に対オーライ用の武器が揃い、失われたアークの存在が明るみになって行く。
-
邦題 原題 第195話 (未定) Flesh and Blood 第196話 (未定) Morpheus 第197話 (未定) The Pegasus Project 第198話 (未定) Insiders 第199話 (未定) Uninvited 第200話 (未定) 200 第201話 (未定) Counterstrike 第202話 (未定) Memento Mori 第203話 (未定) Company of Thieves 第204話 (未定) The Quest (Part 1) 第205話 (未定) The Quest (Part 2) 第206話 (未定) Line in the Sand 第207話 (未定) The Road Not Taken 第208話 (未定) The Shroud 第209話 (未定) Bounty 第210話 (未定) Bad Guys 第211話 (未定) Talion 第212話 (未定) Family Ties 第213話 (未定) Dominion 第214話 (未定) Unending
[編集] 用語
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
- アスガード
- 地球より進んだ科学技術を持つ、地球に好意的なエイリアン。見た目は、グレイ (宇宙人)に似ている。自らのクローンに意識を転換し、それを数千年に渡って繰り返したため、医学的に限界に来ており、シーズン10の最終話でアスガードは技術の全てをオデッセイに託し、惑星オーリラとともに滅びた。
- 宇宙4大種族
- アスガード、エンシェント、ノックス、ファーリングスの4種族。
- エンシェント
- スターゲイトネットワークを作ったエイリアン。断片的な情報は出てくるのだが、詳細はシリーズをとおしても不明である。(今後、明かされるかもしれないが)
- スターゲイト
- 惑星と惑星を繋ぐ、物質を転送するネットワークシステム。
- 詳細は遺跡スターゲイトを参照の事
- シェブロン
- ゲートに記された記号(シンボル)
- ホームダイアル DHD(Dial Home Device)
- スターゲイトを操作するために使用するものである。39のシェブロン(記号)のボタンがあり、接続可能なアドレスを押した後、中央の赤い半球を押すとワームホールが接続される。地球では1920年にエジプトで発掘されるが、DHDは発見されず、試行錯誤の結果、1945年にゲイトを開くことに成功する。
- アイリス
- スターゲイトからくる外敵から身を守るために、地球のゲートに装着されているシャッター。当初チタニウムで作られていたが、後にトリニウムという金属で作られた物に変更された。イベントホライズンとアイリスの間は3マイクロメートルしかない為、アイリス閉鎖時は物質の再構築はできない。アイリスを開けるには、アイリスリモコンと呼ばれる物を使いコードを地球に送信。地球では送信されてきたコードを確認し、アイリスを解除する。
- スーパーゲイト
- オーライが造った大型のゲイト。エネルギーソースは人工的に作り出したブラックホール。ペガサス銀河にあるゲイトと同じく宇宙空間に浮かんでおり、オーライの銀河からこの銀河系へ宇宙母艦を輸送するのに用いられる。
- SGC
- スターゲイト基地の総称
- ゴアウルド
- 人間などの種族に寄生する蛇の様な寄生生命体。その性格は残虐である。地球に来て人類を支配していたが、反乱によってその座を追われた。
- ジャファ
- ゴアウルドを支える、奴隷の様なエイリアンの総称。腹部にX型の切れ目を付けられ、その中にゴアウルドの幼生を住まわせる。ゴアウルドがいる間は抵抗力や新陳代謝等が通常の人類よりも高められるが、ゴアウルドを出してしまうと抵抗力が弱まり死に至るようである。ゴアウルドの幼生を腹にある袋で成虫になるまで育てる。ゴアウルドを神として崇め、仕えていたが、シーズン8のダカラの戦い以降離反が相次ぎ、シーズン9では独自の政府を作る。
- アザーズ
- 高みに昇ったエンシェントの一派。ペガサス銀河で対レイス戦争に破れ地球に非難してきたエンシェントの一部が、悟りを開き、肉体を捨てた高次元の存在。宇宙の断り・真理に最も近い存在だが、オーライ[後述]のやらかした失敗から学び、基本的に下界への干渉(悟りへの導きや知識を与える)ことを最大の禁則としいてる。
- オーライ
- アザーズと同じ高みの存在の一派。エンシェント達よりも先に高みに昇ったが自分たちを絶対的な存在とし、下界の人々に「神」として崇めるように強制している。自分たちの支配する銀河以外に知的生命体が存在することをアザーズにより秘匿・隠蔽されていたが、ダニエルとヴァーラの意外な訪問によりオーライの知るところとなってしまう。その結果、銀河系に宣教師を送り込み、残虐非道な手段で布教活動を開始する。その真の目的は、信仰を集め高みの存在として力を得、信者を機械により強制的に高みへと昇華させ、アザーズ勢力に取って代わることである。
- タウリ
- 地球のこと。チューラクや一部ゴアウルド圧制下の星々では伝説の惑星と化している。また、地球ゲイトの出発点である三角型のシェブロンはゴアウルド内でも有名である。
- アトランティス
- スターゲイト アトランティスの舞台であり、宇宙史上最高の科学力を誇ったエンシェントの『失われた都市』。銀河間航行の可能な超巨大宇宙母艦でもある。かつては、地球の南極に居を構えていたのだが、何かしらに理由から(他銀河へ生命の息吹を広げるためというのが最も有力な仮説)ペガサス銀河へと旅立つ。そこで誤って自らが招いた災厄であるレイスの猛攻を受け数十年間の篭城の末、エンシェントは地球へと逃げ戻ることとなり、都は一万年以上もの間、惑星ランティアの海底深くに放置されていた。
- ナクアダ
- スターゲイトの主成分にもなっている金属。地球では未発見な(架空の)鉱物から精製されている。高純度で精製されたナクアダは多大なエネルギーを生み出すため、ゴアウルド文明には欠かすことのできない物質となっている。ゴアウルドが人間を奴隷にするのは、ナクアダ鉱山で採掘作業を科すのが目的の一端である。
- ナクアダリアクター
- 強力なエネルギーを生み出す装置。地球より進んだ科学文明を持つ星では、
- ナクアドリア
- 惑星ランガラでのみ採掘される鉱物。その正体はランガラがまだゴアウルドの支配下にあった頃、星に埋蔵されていたナクアダをそのゴアウルドが化学変化させたもの。ナクアドリアの生み出すエネルギーはナクアダのそれを遥かに凌ぐが、核反応が非常に不安定という面もあり扱いにくいものとなっている。地球産の宇宙艦に搭載されているハイパースペース・ジェネレーターにもナクアドリアが使われている(X-302とプロメテウスに搭載確認済み ダイダロスのジェネレーターはアスガード製なので不明)。
- ゼロ・ポイント・モジュール(ZPM)
- エンシェントの開発したナクアダ・ナクアドリアを超越するほどの超エネルギー発生装置。エンシャントの使っていた発明品の多くは、その性能から多大なエネルギー消費を必要とするため、エンシェント文明とは切っても切れないエネルギーソースなのだが、5000年ほど前にエンシェント文明が滅び去ってしまいZPMの現存数は残り少ないものとなっている。アトランティスでは元々3つあったZPMが一万年の間に残量が底を突いてしまっており、探検隊は深刻なパワー不足に見舞われていたが、Season8終盤でSG-1が過去のエジプトから持ち帰ったZPMにより危機を脱することになる。また、スターゲイトへエネルギー供給することにより、8つ目のシェブロンをダイヤルし他の銀河のスターゲイトネットワークにアクセスすることができる。
- デスグライダー
- ゴアウルドの複座形戦闘機。翼折り構造を採用し、翼を折った状態でゲートを抜ける事が可能である。
- X-301X-301 Interceptor
- SG-1の持ち帰ったゴアウルドのデス・グライダーを改造した機体。ゴアウルドのハイテクとアメリカ合衆国空軍の航空技術がミックスされ慣性制御や高速飛行・宇宙空間での飛行など中々の性能を発揮した。が、オニールとティルクの乗り込んだテスト飛行中にとんでもないアクシデントを起こし、動力全カット状態のまま宇宙に放り出されるという大事件を引き起こしてしまう。ちなみに、このシリーズはデス・グライダーも含めて全て福座型である。
- X-302
- X-301をベースに作られた地球オリジナルの宇宙戦闘機。性能はX-301から大きく向上しており、エンジンもターボファンエンジン、ロケットエンジン、そしてハイパースペースドライブエンジンの3種類が搭載されている。しかし、ハイパースペース・ジェネレーターのエネルギーソースであるナクアドリアが不安定なためハイパースペース・ウィンドウを完全に形成することはできなかった。アヌビスの攻撃に晒されていたスターゲイトを背負い不安定なハイパースペースに突っ込むという荒業をやってのける。
- F-302
- X-302の量産機。起動性能こそデス・グライダーに劣るものの南極大空戦ではSG-1を守り抜き、レイスの無敵艦隊やダーツに対して有効な戦力としてアトランティスに配備されるなど、多方面での活躍が見受けられる。
- X-303プロメテウス
- 合衆国空軍初の亜光速航行可能な宇宙艦。オニールが「エンタープライズ」と命名しようとするが上層部から却下された。正式就役前の形式名はX-303。就役後はBC(巡洋戦艦)-303となる。クラスとしては「プロメテウス級」となるが同型艦はない。後により大型な「ダイダロス級」も建造される。F-302を8機まで搭載可能。
- ダイダロス
- プロメテウスの姉妹艦にあたる宇宙母艦。先進種族(主にエンシェントやアスガード)のハイテクを盛り込み、先のプロメテウスよりも数段上の性能を誇る。武装は、エンシェントのドローンやレールガン・砲座・ミサイルを配備。シールドもオーライの宇宙母艦のビームを一発のみなら遮断するほどの出力があり、アスガードの転送ビームや銀河間航行の可能な高出力ハイパースペース・ジェネレーターも搭載している。両翼にはF-302を搭載することのできるカタパルトデッキがあり、戦術の幅もかなり向上している。最初に建造された「ダイダロス」は、対レイス攻防戦支援のためにアトランティスに向かう。2番艦はオデッセイ、3番艦はカラリョフ、4番艦はアポロである。F-302を16機搭載搭載可能。
- パドルジャンパー
- エンシェントの使っていた小型宇宙船。レイス対策のため操縦にはエンシェントの遺伝子が不可欠。アトランティスに数十台確認されているほかに、SGCがタイムマシン付きの物を1つ保有している。モバイル型のバイオセンサーが一台に一つ備え付けられているようだ。さらにジャンパーの中からゲイトアドレスをダイヤルできる他、エンジン兼ドローン射出口を収納することでゲイトをくぐることもできる。しかしそのせいで、とある平行宇宙では「ゲイト・シップ 」という間抜けな名前を付けられたりもしている。
- レプリケータ
- アスガードと敵対する"機械の生命体"(とでも言うのだろうか)。元はアンドロイドのリースが作成。思考を持ち、惑星を滅ぼし、金属物質をむさぼる。
[編集] スタッフ
[編集] 製作
- ジョナサン・グラスナー、ブラッド・ライト
[編集] 日本語版制作スタッフ
- 演出 : 春日正伸
- 翻訳 : 平田勝茂
- 調整 : 白石洋
- 進行 : 甲斐樹美子
[編集] キャスト
[編集] 主要なキャスト
- ジャック・オニール (Jack O'Neill) - リチャード・ディーン・アンダーソン (Richard Dean Anderson) (声:有本欽隆)
- ダニエル・ジャクソン (Daniel Jackson) - マイケル・シャンクス (Michael Shanks) (声:土方優人)
- 考古学者。言語学者でもあり23ヶ国語を話す。映画以降SG-1に加わるまで1年間アビドーズ星で暮らし、シャーレと結婚する。高みの存在になるなどSG-1の人物の中で最も驚愕な人生を送っている。
- サマンサ・カーター (Samantha Carter) - アマンダ・タッピング (Amanda Tapping) (声:鈴木弘子)
- 合衆国空軍大尉(後に少佐、中佐)。パイロットであり、エンジニアであり、理論物理学者である。1度、ジョリナーというトクラに寄生されたことがある。
- ティルク (Teal'c) - クリストファー・ジャッジ (Christopher Judge) (声:佐々木誠二)
- 惑星チューラク出身のジャファ。アポフィスの親衛隊長だったが、元々ゴアウルドが偽りの神であることを知っており、SG-1との出会いにより裏切り、地球に味方する。
- ジョージ・ハモンド (George Hammond) - ドン・S・デイビス (Don S. Davis) (声:宝亀克寿)
- 合衆国空軍少将(後に中将)。初代SGC司令官。
- ジョナス・クイン (Jonas Quinn) - コリン・ネメック (Corin Nemec) (声: 竹村拓)
- 惑星ランガラ(P9Y-4C3)の3つの国のうちの1つ、ケロナ出身の異星人。1シーズン亡命という形でダニエルの代わりにSG-1のメンバーとなるが、母星で指導者として迎えられる。
- キャメロン・ミッチェル (Cameron Mitchell) - ベン・ブロウダー (Ben Browder) (声:坂詰貴之)
- 合衆国空軍中佐。南極でのアヌビスとの戦いでの英雄。第9シーズンでSG-1のリーダーになる。
- ハンク・ランドリー (Hank Landry) - ボー・ブリッジス (Beau Bridges) (声:佐々木敏)
- 合衆国空軍少将。SGC司令官。ジャックが退任後に就任。
- ヴァーラ・マル・ドラン (Vala Mal Doran) - クラウディア・ブラック (Claudia Black) (声:相沢恵子)
- ゴアウルドのケテシュに寄生されていたが、トクラに助けられる。盗賊となり、その後、第9シーズンでSG-1に加わる。
[編集] その他のキャスト
- ジャネット・フレイザー (Janet Fraiser) - テリル・ロザリー (Teryl Rothery) (声:三輝みきこ)
- 軍医。異星人の少女カサンドラを養女としている。シリーズ中盤にて戦死。
- ウォルター・ハリマン (Walter Harriman) - ゲイリー・ジョーンズ (Gary Jones) (声:中嶋一成)
- 合衆国空軍最上級曹長。コンピュータ担当。
- 軍曹。メンテナンス担当。
- マスター・ブレイタク (Bra'tac) - トニー・アメンドーラ (Tony Amendola) (声:渡部猛)
- ジャファ。ティルクの師。元アポフィスの親衛隊長。
- ジェイコブ・カーター (Jacob Carter) - カーメン・アルジェンツィアノ (Carmen Argenziano)
- サマンサ・カーターの実の父親で、合衆国空軍少将。ガンで余命幾ばくもないところを、トクラ(Tok'ra)の一番の年長者であるセルマク(Selmak)の宿主となり一命を取り留める。以後、トクラと行動を共にする。
- ロバート・キンゼイ(Robert Kinsey) - ロニー・コックス (Ronny Cox)
- 上院議員。後、副大統領。SGCの疫病神的存在。ゴアウルドに勝るとも劣らぬ悪辣さを発揮するが・・・
- チャールズ・コワルスキー (Charles Kawalsky) - ジェイ・エイコヴォーン (Jay Acovone) (声:水野龍司)
:合衆国空軍少佐(映画では中尉)。第2話で死亡するが、後のエピソードで何度か登場する。
- ハリー・メイボーン (Harry Maybourne) - トム・マクベス (Tom MacBeath)
- 合衆国空軍大佐。NIDのエージェント。しばしば、異星人の技術を盗むが、反逆罪で有罪となる。脱走し、SG-1を助けたり、だましたりと活躍(?)。後に、異星でアーカン王となる。
- ポール・デイビス (Paul Davis) - コリン・カニングハム (Colin Cunningham) (声:大黒和広)
- 合衆国空軍少佐。ペンタゴンに所属し、SGCとの連絡役を務める。
- SGC所属の科学者。'World of Warcraft'のファン。
- リチャード・ウールジー (Richard Woolsey) - ロバート・ピカード (Robert Picardo)
- NIDのメンバー。後にIOAのメンバー。SGCからみると嫌な奴に見えるが、実は正義漢。アトランティスへも行く。
- アポフィス (Apophis)(アペプ) - ピーター・ウィリアムス (Peter Williams)(声:田原アルノ)
- ウ (Yu) - ヴィンス・クレステジオ (Vince Crestejo)
- 支配階級のゴアウルド。古代中国の皇帝・禹(ウ)。
- バール (Ba'al) - クリフ・サイモン (Cliff Simon)
- 支配階級のゴアウルド。
- マートフ (Martouf) - J.R.ボーン (J.R. Bourne)
- トクラのランタシュ(Lantash)の宿主。恋人関係にあったジョリナーが一時カーターに寄生していたため、彼女にも好意を持っている。
- 宇宙4大種族の1つアスガード('グレイ'タイプの宇宙人)の一人。アスガード艦隊の最高司令官。オニールを信頼し、アスガードの最新鋭艦を「オニール号」と命名したほど。レプリケーターとの戦いで度々地球に協力を求める。尚、英語版ではダニエル・ジャクソン役のマイケル・シャンクスが吹き替えを担当している。シーズン10でアスガードは絶滅する。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 分割提案 | 書きかけの節のある項目 | アメリカ合衆国のテレビドラマ | スターゲイト