ソフトモヒカン
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ソフトモヒカンは、正面から見て髪の中心となるラインが、他の部位に比べて長い髪型のこと。
2002年に日韓共催で行われたFIFAワールドカップでイングランド代表デビッド・ベッカムが当時この髪型をしており、日本国内におけるサッカーフィーバーやベッカムフィーバーとあいまって、この髪型が爆発的な人気となった。当初はそのまま「ベッカムヘア」とも呼ばれた。
日本人の頭の形は、はちまきを巻く「ハチ」と呼ばれるあたりが出っ張っている人が多い。さらに、黒人や白人に比べて後頭部が平らであり、その形から「絶壁」とも言われる。このソフトモヒカンは、そのような特徴を持つ日本人の頭の形をより立体的に見せるので、ベッカムブームの去ったと思われる現代においても、日本人男性の髪型として定着している。