ダニエル・アカーシオ
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ダニエル・アカーシオ | |
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基本情報 | |
本名 | ダニエル・アカーシオ |
あだ名 | 死んだ魚の目 踏み付け大奉行 |
階級 | ウェルター級(PRIDE) |
国籍 | ![]() |
誕生日 | 1977年12月29日 |
出身地 | ![]() |
現居住地 | ![]() |
スタイル | |
戦績 | |
総試合数 | |
総勝利数 | |
KO勝ち | |
一本勝ち | |
判定勝ち | |
総敗北数 | |
KO負け | |
一本負け | |
判定負け | |
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ダニエル・アカーシオ(Daniel Acacio、1977年12月29日 - )は、ブラジルリオ・デ・ジャネイロ出身の総合格闘家。シュートボクセ・アカデミー所属。ルタ・リーブリ黒帯保持者。
動物的なファイトスタイルの持ち主。休みなく打ち込む回転の速い打撃が得意技で、一度相手を捕まえると怒涛の勢いで相手を叩き潰しにいく。また鋭い勘が生み出すフェイントも大きな武器のひとつである。シュートボクセ・アカデミーのヴァンダレイ・シウバのスパーリングパートナーであり、その打撃センスは突出したものがある。PRIDEデビュー戦の高瀬大樹戦でシュートボクセの十八番である踏み付け攻撃を連発し、TKOに追い込んだことから、「踏み付け大奉行」のニックネームで言われたこともあった。
また、アカーシオを語る上で重要なのが、リオの中でもファベイラ(俗に言うスラム)出身であるということである。彼の住んでいた町は治安も非常に悪く、ほとんどの子どもが大人になる前に死んでしまうような過酷なところである。そんな中シュートボクセ・アカデミーに所属し、プロの格闘家として海外のイベントにも参加するほどの選手になった事は大変素晴らしいことであり、そんな過酷な人生からくる彼の何者にも恐れを知らず突っ込んでいくファイトは母国ブラジルでも非常に人気がある。
[編集] 戦績
2000年にブラジルの総合格闘技イベント『MWVT(メッカ・ワールドヴァーリトゥード)』でデビュー。デビュー戦はニルソン・デ・カストロに敗れるもののその後8連勝。
2005年4月3日の『PRIDE武士道 -其の六-』にてついにPRIDEに初参戦。高瀬大樹をラッシングファイトで圧倒しTKO勝利。
2005年7月17日の『PRIDE武士道 -其の八-』にはGRABAKAの三崎和雄を破り、同年初開催のウェルター級GPに出場が決定。一気にトップ戦線に入り込む。
2005年9月25日の『PRIDE武士道 -其の九-』のGP一回戦では三崎の同門である郷野聡寛と対決。序盤はその野生的なファイトで郷野のディフェンスを崩し、追い込む場面も見られたものの、後半に徐々に郷野にペースをつかまれ、惜しくも判定で敗れる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: ブラジルの総合格闘家 | 1977年生