ダニエル・デイ=ルイス
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ダニエル・デイ=ルイス(Daniel Day-Lewis, 1957年4月29日 - )はイギリス出身の俳優である。父親は桂冠詩人のセシル・デイ=ルイス、母親は女優ジル・バルコンである。祖父のマイケル・バルコンは映画プロデューサーで、イーリング・スタジオの代表であった。姉はドキュメンタリー映画の監督になった。
オールド・ヴィク演劇学校で学び、1971年に映画デビュー。しかし舞台に戻りロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどで活躍していた。1982年に再び映画に戻り、1985年の「マイ・レフトフット」でアカデミー主演男優賞を受賞した。
女優のイザベル・アジャーニとの間に一児あるが、1996年に作家アーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーと結婚した。2005年には彼女の監督作品に出演している。
一時期、俳優業を休業して靴屋になるためにイタリアで修行していたが、マーティン・スコセッシ監督に説得されて「ギャング・オブ・ニューヨーク」で復帰した。
[編集] 主な出演作品
- マイ・ビューティフル・ランドレット My Beautiful Laundrette (1985)
- 眺めのいい部屋 A Room with a View (1986)
- 存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness of Being (1988)
- マイ・レフトフット My Left Foot (1989)
- エバースマイル、ニュージャージー Eversmile, New Jersey (1989)
- ラスト・オブ・モヒカン The Last of the Mohicans (1992)
- エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 The Age of Innocence (1993)
- 父の祈りを In The Name of The Father (1993)
- クルーシブル The Crucible (1996)
- ボクサー The Boxer (1997)
- ギャング・オブ・ニューヨーク Gangs of New York (2001)