デヴィッド・クローネンバーグ
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デヴィッド・クローネンバーグ(David Cronenberg, 1943年5月16日 -)はカナダ・オンタリオ州トロント出身の映画監督・脚本家である。独特のホラー映画で有名。トロント大学で文学を学んだ。『裸のランチ』で全米映画批評家協会賞最優秀監督賞・脚本賞受賞。『クラッシュ』でカンヌ映画祭審査員特別賞受賞。1999年に同映画祭の審査委員長を務めた。2001年には母校トロント大より名誉法学博士号を授与された。
独特の風貌から俳優としての映画出演も少なくない。自作数本とTVシリーズ『エイリアス』シーズン3、『誘う女』、『ジェイソンX』を含め、20作品近い出演作品が有る。
娘のカサンドラは彼の映画で助監督を務めている。
[編集] 主な監督作品
- ラビッドRabid(1977)
- ザ・ブルード/怒りのメタファー The Brood (1979)
- スキャナーズ Scanners (1981)
- ヴィデオドローム Videodrome (1982)
- デッドゾーン The Dead Zone (1983)
- ザ・フライ The Fly(1986)
- 戦慄の絆 Dead Ringers (1988)
- 裸のランチ Naked Lunch(1991)
- エム・バタフライ M. Butterfly (1993)
- クラッシュ Crash (1996)
- イグジステンズ eXistenZ (1999)
- スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする Spider(2002)
- ヒストリー・オブ・バイオレンス A History of Violence (2005)