トレード&バトル カードヒーロー
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トレード&バトル カードヒーローは、任天堂が2000年に発売したゲームボーイカラー用のゲームソフト。トレーディングカードゲームを題材としたオリジナルゲームである。
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[編集] 概要
ごく普通の少年ひろし(名前変更可能)が、カードゲーム『カードヒーロー』を通して数々のライバルと出会い勝ち進んでゆく姿を描いたトレーディングカードゲーム(以下TCG)。通信ケーブルによる2人対戦やトレードが可能となっている。
ストーリーを進める中で操作方法やルール・戦略をプレイヤーに教えてくれる仕組みが備わっており、取扱説明書を読まない人やカードゲームをあまり知らない人でもプレイしやすい内容となっている。
ゲーム雑誌「ファミ通」の殿堂入りとして高い前評判をもって発売されたが、子供向けを意識した独特なキャラクターデザインや曖昧な購買層の設定が相まって、思うようには売れなかった。生産本数に見合わぬ売上げの低さであったことは、今でも新品が投売りの状態で買えることからも伺える。
デッキごとの駆け引きの面白さや詰め将棋にも似た思考パターンなど、ゲームシステムとしては完成度が高く、携帯機のカードゲームとしてはNo.1と推すコアなファンも存在する。また、ストーリー部分をチュートリアルにしたり、劇中に架空のテレビ番組を流すなど、演出にも工夫がこらされている。ニンテンドーDSでの復活を望む声も多い。
TCGも発売されたが、こちらの方はあまり知られていない。ルールはほぼ同じだが、先攻の初回ドローがなくなっている。
[編集] ルールと特色
「モンスターを召喚して戦う」という点では『マジック:ザ・ギャザリング』の流れを汲んでいるが、位置の概念や循環的なリソース(ストーン)の存在など、独自性の強いルールとなっている。
[編集] コンパクトな構成
本作が戦闘に使うフィールドは10マス(それぞれのプレイヤーを模した「マスター」キャラクターの固定に1マスずつ、残りは「モンスター」キャラクター設置のための2×2マスずつ)しかなく、デッキも最大で30枚のカードで構成されるなど、非常にコンパクトな構成になっている。
一見すると寂しげな印象を受けるが、実際にプレイしてみると思いがけない戦略の幅に驚かされる。これはキャラクターによって攻撃できる場所が限られていることによるもので、プレイヤーは前衛キャラクターと後衛キャラクターを巧みに使い分け、相手の攻撃を避けつつ敵側の陣営を崩すなどといった臨機応変な選択眼が要求される。
[編集] ストーン
ゲームの中核を成すシステム。ストーンは毎ターンの初めに3個ずつ補充され、キャラクターの召喚・レベルアップやキャラクターおよびマスターの「とくぎ」を使う際に消費される。また、マスターのヒットポイント(HP)の値もストーンの数で表現する。
いわゆる他のTCGにおける「マナ」や「エネルギー」と同義だが、「キャラクターが倒された場合、召喚やレベルアップに使われたストーンはマスターの手元に還元される」「マスターのヒットポイントが減少した場合、その数値分のストーンがそのマスターの手元に還元される」という二つのルールが更なる戦略性を与えている。
このため、闇雲に攻撃を繰り返すと大量のストーンが相手の手元へ戻ることになり、その結果手痛いしっぺ返しを食らうこともある。互いのストーンの増減はフィールド上で確認できるので、相手がどのタイミングでマジックカードや「とくぎ」を使ってくるかを常に予測し、対応策を練っておく必要がある。
[編集] レベルアップ
モンスターキャラクターが他のモンスターを倒すと、レベルアップを行うことが出来る(味方のモンスターを倒しても構わないが、その際にはペナルティとしてマスターのヒットポイント(HP)が1減少する)。この時、モンスターカードの上にストーンを上乗せすることでコストを支払い、レベルアップを表現する。
レベルの上がったモンスターは攻撃力の上昇や特技の増加などのメリットを備えるほか、必ずヒットポイントが最大まで回復するため、ゲームに勝つためにはモンスターのレベルアップを狙うのが常道とされる。
また、レベルアップによってスーパーカードという強力なモンスターに進化できるカードもあり、そうしたモンスターはデッキの主力に据えられる場合が多い。
[編集] 気合溜め
1ターンのあいだ活動しなかったキャラクターは、ターン終了時に「きあいだめ」の状態となる。
「きあいだめ」状態では、直接攻撃のパワーが1上昇し、同時に1ダメージ分の防御効果を持つ。ただし、どちらかの効果が発揮された時点で「きあいだめ」状態は終了する。地味ではあるが用途は広く、使いこなせば強力な要素と言える。なお、フィールドのルール・モンスターの能力・マジックカードなどで強制的に移動させた場合にも「きあいだめ」の効果は持続する。
なお、モンスターカードは場に配置してから登場するまでに1ターンを要する。召喚待ちのモンスターはキャラクターと見なされないため、当然ながら「きあいだめ」も起こらない。また、マスターには「きあいだめ」は発生しない。
[編集] 属性相関の排除
多くのTCGが備える「属性による相性」は、本作には存在しない。
マジック:ザ・ギャザリングをはじめとする多くのTCGにおいては、それぞれのカード(キャラクター)が5-6種類程度の属性に区分され、「ある属性に対しては強いが、別の属性には弱い」といったジャンケンに似た相関関係が存在することがある。その結果、一定の状況に対応するために必要なカードが限定されてしまう傾向が見受けられる。
本作ではそうした属性による優劣が存在しないため、「入れなければならないカード」は基本的に存在せず、デッキごとの相性で勝敗が決する(すべてのキャラクターが生涯現役というわけではない)。
[編集] コンピューターゲームとしての要素
ゲームボーイカラー版カードヒーローでは、総数114種といわれる全カードのコンプリートも目標の一つである。
ほとんどのカードはゲーム中で購入できるブースターパック(1パック3枚入り)で揃えることができるが、単にパックを買うだけではコンプリートは不可能である。これは、ゲーム開始時にランダムに決められるID番号によって、パックからは出現しないカードがあるためである(例:『ポリゴマ』『シゴトにん』『ジャレス』のうち、どれかはパックからは出ない)。さらに各々のカードにはレアリティ(手に入れやすさ)が☆~☆☆☆☆☆までの5段階で定められており、このうちレアリティ☆☆☆☆☆(超レア)のカード四種は店での購入ができない。
これらを入手するためには、NPCが対戦後に持ちかけてくるトレードを行う、店の中にある「ブレンドくん」と呼ばれる装置を使う、他のプレイヤーの持つカードとトレードするなどの方法を用いる。また、ナンバー002のカードは特殊な方法でしか入手できないが、ある意味では最強とも言えるカードであるかもしれない。
[編集] 基本的なバトルの流れ
- 序盤
- 1ターン目……先攻後攻ともに、配られた3つのストーンを使って3体のモンスターを呼び出しておくのが定石である。基本的には前衛のモンスターを2体、後衛のモンスターを1体出す。
- 2ターン目……先攻のモンスターが準備状態から召還完了となる。ただ、ほとんどのモンスターはレベル1では直接相手マスターにダメージを与えることはできない(マスターは2パワー分のダメージを軽減するため)。そのため、後衛にもう一体モンスターを召喚し、その他のモンスターはきあいだめ状態にしておくのが定石。
- そして後攻の2ターン目。主にここからモンスター同士がぶつかり合う。まずは相手の前衛モンスターを攻撃してきあいだめを外し、さらに後衛モンスターで相手モンスターを攻撃する。そして後衛にもう1体モンスターを呼び、ターン終了となる。
- 中盤
- ここからは自分のモンスターのレベルを上げ、相手マスターの体力値(HP)を削ってゆくことになる。相手の体力を削り自分のそれを削られないようにするため、レベルの高い相手モンスターを互いに潰し合う展開となってゆく。
- どちらかの体力が少なくなってきたら、終盤戦となる。
- 終盤
- 相手マスターの体力を0にするため、『パワーアップ』や『サンダー』などの直接打撃を与えるマジックカードが勝負の決め手となる。中盤での体力勝負がそのままもつれ込み、僅差での勝負となる場合も多い。
[編集] マスター
各マスターには、そのコンセプトにあった特技を持つ。
- マスター
- Jrルールでのみ使用可能。モンスターを操る力と、マスターシールド以外の力はない。
- ホワイトマスター
- Jrルール以外で使用可能。マスターの力と『ハードシールド』『ウェイクアップ』『ヒーリング』の特技を持つ。
- ブラックマスター
- Jrルール以外で使用可能。マスターの力と『バーサクパワー』『かまいたち』『だいちのいかり』の特技を持つ。
- ワンダーマスター
- Jrルール以外で使用可能。マスターの力と『バウンシールド』『ローテーション』『???』の特技を持つ(最後の特技は『ウェイクアップ』『ヒーリング』『リターン』『リフレッシュ』『ドロー5』『でなおし』の6つの中から自分で選ぶ)。
[編集] カード一覧
※[S]はスーパーカード、[M]はマジックカード
- モンスター&マジック全35種
- 001マナトット レベル2になればパワー3に上がるが、HPは4と低め。後に製作中止になり、値段が高騰する。
- 002パパトット[S] ゲーム内では謎のカードと呼ばれている。
- 003ゲッティ 2マス先の敵を攻撃出来る「ヤリイカさし」が使える。HPも6と高い。
- 004ポンカー マナトットよりHPが1高い。
- 005ポポンカー[S] 「ポポンポンポン」はストーンを4個増やせるため、後衛で活躍出来る。
- 006ウォータ 「ふきとばし」は直線上の敵全てに攻撃可能。本来は前衛だが、後衛で戦う場合も。
- 007タコッケー レベル2はHP6・パワー3と、安定した実力を誇る。
- 008ボムゾウ 「バクハツ」攻撃をすると自分もダメージを受ける。そのため、後衛で「ボム投げ」を使う戦略もある。
- 009ボムノスケ[S] 「だいバクハツ」は自分の命を犠牲にする、パワー6という強力な攻撃。
- 010コワイル 2マス相手の先を攻撃する「しょうげきは」を持つ強力なモンスター。ゲッティの強化版。
- 011ワイルダー[S] 「ぶったぎり」は攻撃力5。攻撃力3の「しょうげきは」もある。
- 012シゴトにん 「シゴトBコース」でレベル1からマスターにダメージを与えられるが、攻撃後に消えてしまう。
- 013ジャレス レベル1ではHP4・パワー2と弱いが、レベル2になるとパワー4の「スルーショット」を使う強力モンスターに。
- 014ジャレット[S] 「スルーショット」はパワー5。またストーンを消費しなくなっている。
- 015ポリゴマ HPこそ3しかないが、2回行動が可能。1行動目は気合溜め、2行動目に「スピンアタック」でレベル1からマスター攻撃可能。
- 016エルゴマ[S] 2行動で「スピンアタック」は攻撃力5。1ターンで6ダメージを与える事が可能。
- 017ビヨンド 2マス先の相手を攻撃する「ビヨ~ン」が武器。HPは2と低い。
- 018ルージュ ストーン1個消費するが、好きな相手に攻撃する「ハートアタック」が使える。
- 019マッコイ 前方のモンスターのHPを2回復する「ヒーリング」が使える。
- 020ヤンバル ビヨンドの強化版で、HPが3にアップ。
- 021ガンター 2マス先の相手を攻撃する「バズーカ」はストーンを1個消費するが、HPは4と後衛にしては頑丈。
- 022ドガンター[S] 「メチャバズーカ」は攻撃力5。ただし、マスターを攻撃するには後衛にいる必要がある。
- 023ヴァルテル 好きな相手に1ダメージを与える「ねらいうち」が使える。しかしHPはわずか1。
- 024ケッコウ 「すぽーん」は3マス先(後衛から相手の後衛)に攻撃。パワー3で後衛キラーと呼ばれる。
- 025スライ 「ブーメラン」はパワー3。後衛にいないとマスター攻撃不可。
- 026ヒーリング[M] モンスター1体のHPを2回復。
- 027ハードシールド[M] モンスター1体にシールドを張り、攻撃を1パワー軽減。
- 028パワーダウン[M] モンスター1体のパワーを1下げる。
- 029ウェイクアップ[M] 準備中モンスターを登場させる。
- 030でなおし[M] 手札を山札に戻し、シャッフルして同じ枚数引きなおす。
- 031ドロー5[M] 自分の手札が5枚になるまで引く。
- 032レベルチェンジ[M] モンスター1体のレベルを、上げるか下げるかする。
- 033バーサクパワー[M] モンスター1体のパワーを1アップさせるが、攻撃後に1ダメージ受ける。
- 034サンダー[M] 1体にパワー3で攻撃。
- 035パワーアップ[M] 1体のパワーを1アップ。
- マジカルワールド(TCG版は「マジカル"ハイパー"ワールド」)全31種
- 036レイラ HPは1しかないが、倒した相手は呪われ、行動の度にダメージを受ける。
- 037レイババ[S] HPは3で「ひのたま」のパワーは4。倒すと呪われる。
- 038ラッティ 「かいなげ」は遠くの敵に攻撃出来る(貫通はしない)。
- 039ドラッティ[S] 「ミラクルパンチ」「かいなげ」共にパワー5。後衛でも活躍可能。
- 040ヤミー 「いただきぃ」で相手からストーン2個を奪える。
- 041ガンガラ 「ガンガラダンス」でモンスター1体のレベルを下げる。
- 042ドンガラ[S] 「ドンガラダンス」でモンスター1体のレベルを下げ、別のモンスターのレベルを上げる。
- 043クロロウ 「サラヴァ」でモンスターを消してしまえる。
- 044コカッパー 「かなしばり」を使ったモンスターは、ダメージを受けない限り1ターン行動不可。
- 045カッパラー[S] 「かなしばり」がマスターにも使える。
- 046チャーミ 「あっかんべ」を使い、モンスター1体の攻撃対象を自分に向けられる。HPも6と高い。
- 047スッピーン 「スッピンビーム」でマスターに1ダメージを与えられる。
- 048チュトロ 「ちゅうっと」で1ダメージ与え、HP1回復する。ただし満タンの時に使うと消える。
- 049ぎんじ/ハッピー ぎんじが倒されるとハッピーになる。ハッピーは「ぱんぱかぱ~ん」でモンスターのレベルを1上げられるが、その後消える。
- 050アップル[S] ぎんじ・ハッピーのどちらかでも進化可能。「ぱんぱかぱ~ん」を使っても消えない。
- 051ルースター 「ウェイクアップ」を使うが、倒されると準備中の全モンスターを登場させてしまう。
- 052クレア 「ウォッシュ」でモンスター1体の状態を全て無効にする。
- 053テレポ 「ワープ」を使い、モンスター2体の位置を入れ替えさせられる。
- 054ラティーヌ レベル1で「ヒーリング」、レベル2で「ハイヒーリング」を使う。倒されると全モンスターを回復。
- 055かまいたち[M] 自分か相手の前衛モンスターに1パワー攻撃。
- 056バイバイ[M] 自分のモンスター1体を消す。
- 057フエルストーン[M] ストーンが1個~3個増える。
- 058とくぎふうじ[M] モンスター1体の特技を1ターン使えなくする。
- 059パワー2[M] モンスター1体のパワーを2にする。
- 060あくまのダンス[M] モンスター1体のレベルを1下げる。
- 061だいちのいかり[M] 全体に3パワー攻撃。
- 062ワープ[M] モンスター2体の位置を入れ替える。
- 063ゆうだち[M] 全体の状態を全て無効にする。
- 064ハイヒーリング[M] HP1回復。マスターにも有効。
- 065あっかんべ[M] 1体を指名し、特定のモンスター・マスターに攻撃対象を固定する。
- 066てんしのラッパ[M] モンスター1体のレベルを1上げる。
- ストレンジカインド全23種
- 067ラブレー 「イッキのみ」はモンスター1体と自分に2~5ダメージを与える。
- 068ゲイリー 「のみこみとばし」は相手モンスターを飛ばし、当たった相手にもダメージ。
- 069ヌンチャ ダメージを受けると「バラバラ」状態になり、あらゆる攻撃を1ターン受けなくなる。
- 070ガサッツ 「がむしゃら」は高い攻撃力を持つが、失敗することもある。
- 071ラオン 右側にいないとマスターを攻撃出来ない。
- 072レオン 左側にいないとマスターを攻撃出来ない。右側にラオン、左側にレオンがいると強力な「Wアタック」を使える。
- 073ビター レベル2で「ガツガツがみ」というパワー4の攻撃が出来る。
- 074スイート 「ハイヒーリング」でHP回復可能。
- 075ペンスキー ダメージを受けると、目の前のモンスターを攻撃する。
- 076ダイン HP6と高く、レベル3まで成長出来る。レベル3ではパワー4を誇る。
- 077おやこだま 「こだまばくだん」は相手陣地のどこかをランダムで攻撃(周りにも攻撃)。
- 078ジャベール ケッコウとほぼ同じだが、レベル2でマスター攻撃可能(ケッコウはレベル3)。
- 079トリゴミー 「がったい」で味方モンスター1体を消し、自分のパワーを1アップさせる。
- 080キエルストーン[M] 相手のストーンを1~3個消す。
- 081シャッフル[M] 山札の上から5枚を見る。その後きりなおして良い。
- 082ハリケーン[M] 相手全体か、自分・相手全体に1パワー攻撃。
- 083ならべかえ[M] 山札の上から5枚を見る。その後、5枚を並び替えて良い。
- 084マッドファイア[M] ランダムで1~4パワー攻撃。4パワーだと、自分も3パワーを受ける。
- 085ゆうわく[M] 運が良ければ味方と相手モンスター1体を消せる。
- 086ぷよシールド[M] 受けるダメージを半減するシールドを張る。
- 087ローテーション[M] モンスターの位置を、回転するように移動する。
- 088おまもり[M] 1ターン攻撃を受けても、無効になることがある。
- 089にゃあお ストーンを消費せず「ワープ」を使う(テレポはストーン必要)
- スーパーインクルード(TCG版は「スーパーインクルージョン」)全21種
- 090カップン レベル2で攻撃を受けると反撃する。
- 091ガブッチョ[S] レベル4で使う「がぶっと」はなんとパワー8。
- 092ヤンペロン HP1。倒された相手にとりつき、行動の度にストーンを消費させる。
- 093なぞえもん どんなスーパーモンスターにもなれる。
- 094ドンチャン 自分の命を犠牲にしてマスターのパワーを1アップさせる「ハッスルパワー」を使う。
- 095ガスキン レベル1ではパワー1だが、レベル3まで育てればパワー5。
- 096ウズフラー 「ベロリストーン」で両方のストーンを減らす。
- 097ガァガ 2行動が出来る。「ガァガなげ」で遠隔攻撃可能。
- 098ナイリー 「がんこう」はモンスターのレベルと同じダメージを与える。スーパーモンスターには強力。
- 099リフレッシュ[M] 手札を捨て、同じ枚数引く。
- 100ジアーゲン[M] 使用したモンスターが次のターン同じ場所にいた場合、消える。
- 101ブラックレイン[M] 全体にパワー1で攻撃。
- 102かげぬい[M] 使用したモンスターは移動出来なくなる。
- 103リターン[M] 準備中のモンスターを山札の一番下に送る。
- 104バイコストーン[M] 特技に必要なストーンの数を2倍にする。
- 105バウンシールド[M] 受けるダメージを半減し、反撃も出来るシールドを張る。
- 106おはらい[M] レイラ・レイババ・ヤンペロンの呪いを打ち消す。
- 107きあいだめ[M] モンスター1体に気合溜めをさせる。
- 108みがわり[M] マスターに攻撃すると、そのマスターのモンスターが攻撃を受ける。
- 109へんしんミラー[M] モンスター1体を、別のモンスターに1ターン変身させる。
- 110モーガン 「きゅうこうか」はどこでも攻撃可能。HP5でレベル2はパワー3という、非常に優秀なモンスター。
- ゲームボーイカラー版未登場
- B01ズガンター[S]
- B02マスターチェンジ[M]
- W01シトラス
- W02かげ呪い[M]
[編集] ストーリーモードの登場キャラクター
カッコ内はシニア・プロルールでの使用マスター。
- ひろし
- 主人公(名称変更可能)。のんびりした性格で、カードヒーローに興味を持つ。
- とめぞう
- 主人公の祖父。ひろしが生まれてすぐに渡米し、最近帰国。TCGに詳しい。
- クミちゃん(ブラック)
- 主人公の幼馴染。強気な性格で、ひろしを引っ張る。
- 門マサル(ホワイト)
- ゲームの中で放送されているアニメ『カードヒーロー』の主人公。
- デロデーロ(ブラック)
- 劇中劇『カードヒーロー』に登場するマサルの宿敵で、悪の組織「デロデロ団」のボス。その正体は意外な人物。
- マルヒゲヤ店長
- カードショップ「マルヒゲヤ」の5代目店長。ひろしはここでカードを買ってゆく。本名は丸髭円男。
- ためお
- ひろしに無理やり勝負を挑んでくる。「タコッケー」が大好き。。
- クラマさん
- お金持ちの老人。カードヒーロー同好会「クラマクラブ」のオーナー。
- こまい(ホワイト)
- クラマクラブのチャンピオンだったが、ひろしに敗れる。「ポリゴマ」の使い手。クラマクラブで遊ぶ少年たちの中では年長者。
- すぎやま(ブラック)
- 同年代のこまいに勝つために、お金をはたいて「サンダー」を手に入れたクラマクラブメンバー。
- あみちゃん(ブラック)
- 面倒見の良い女の子。ひろしに戦略のアドバイスをしてくれる。
- ゆういち(ホワイト)
- あみのいとこ。小学1年で、クラマクラブ最年少。
- タクミさん
- カードマニアの青年。デッキ作りのアドバイスをしてくれたり、自分と全く同じデッキを使うパソコンと対戦させたりしてくれる。「ルージュ」のカードを大量に集めている。
- シロウ(ホワイト)
- ひろしのクラスメイトで、クラマクラブ8人目のメンバー。おとなしい性格で物事をあれこれ考えるのが得意。作中で催眠術をかけられ一時的に乱暴な性格へと変わったために、クリア後も後遺症としてジュニアルールでの対戦時に乱暴な人格が現れてしまう。
- トトリデ
- ジョーカーズの一員。語尾に「だじょー」とつけてしゃべる。こう見えても中学生。
- ジュン
- 突如クラマクラブに現れた少女。しかし、本当の正体は男にしてジョーカーズの1人。新人の振りしてひろしを陥れる。クリア後はマルヒゲヤでコンパニオンをしている。
- ナルシー
- ジョーカーズの1人で手品師で、シロウに催眠術をかけ、ひろしにイカサマバトルを仕掛ける。クリア後は自分がイカサマをしていないことを証明するため、パンツ一丁でバトるようになる。
- としお(ブラック)
- クラマの孫。幼少時から何の苦労もせずに育ってきたため、わがままな性格になる。祖父のクラマに見捨てられたと思い込み、不良集団「ジョーカーズ」を結成して悪行を繰り返してきたが、ひろしに敗れて改心する。かなりの怪力で、バトルセンターの建設の手伝いをした。
[編集] バトルセンターのみ登場キャラクター
ジュニアクラス
- ノリコ
- セクシーモデル。
- まりこ
- 絵本作家。いわゆる不思議系で、ひろしを「北風さん」と呼ぶ。
シニアクラス
- ジェニー(ブラック)
- チンパンジー。なかなか強い相手。彼女の後ろには通訳者がいる。
- いでがわ(ホワイト)
- ウンチクを使うタレント。ひろしを子供扱いし、露骨に見下した言動をする。
- だいすけ
- パワー自慢。「ラティーヌ」が好きで、デッキ20枚のうち前衛モンスターが18枚もある。
- うずまさ(ホワイト)
- 舞台俳優。練習に余年がない・・・はずなのに遊んでいる。
- ためこ(ホワイト)
- ためおの妹だが、そうは思えないほどしとやかで礼儀正しい。
- らっきぃズ
- お笑い漫才コンビ。ギャンブル系のカードを愛用。
- ますよ(ホワイト)
- やたら暗い人。ひろしに逆恨みすることも。
プロクラス
- ボボコフ(ホワイト)
- ロシア出身の留学生。日本語が少々おかしい。
- ざだい(ブラック)
- ネガティブな性格。勝っても負けても謝る。
- おばちゃん(ホワイト)
- その名の通り大阪出身のおばちゃん。実はジュンの母親。
- けにしき(ホワイト)
- 関取。縁起をかついでホワイトマスターを使う。
- エリカ(ホワイト)
- お嬢様。執事をいつも困らせている。
- タメ(ブラック)
- ためおとためこの祖母。普段は大人しいが、対戦になると人が変わる。
ラストボス
- マスターX(ワンダー)
- ワンダーマスター(3個目の能力はリターンを選択)を使う最強の敵。今まで無敗だったが……。