ナイトサファリ (シンガポール)
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シンガポールにあるナイトサファリは「世界初の夜だけ開園するサファリパーク」であり、シンガポールを訪れる観光客の人気スポットの1つである。
1994年5月26日オープン。 総面積は40ヘクタールにも及び、園内は8つのゾーンに分けられている。3つのコースを歩いて回る事も出来るが、トラムで解説を聞きながらも回る事も出来る。なお、日本語ガイドが乗るトラムも運行されており、日本人観光客に好評である。 徒歩によるコースには、それぞれ、「フィッシングキャット・トレール」「フォレストジャイアンツ・トレール」「レオパード・トレール」という名前が付けられており、中でも「レオパード・トレール」の「オオコウモリ・マングローブウォーク」が面白い。 園内では120種もの動物たちを観察する事ができるが、そのうち、72%が絶滅に瀕している種である。 入園者数は年間90万人。
熱帯ジャングルでは日が暮れてからドラマが始まる。南アメリカをはじめ、インドを含む他のアジアの地域から来た生物たちを迎え、それぞれの動物たちが元々暮らしていた地域に近い環境で飼育されている。
壮大な池を見下ろしているキリンの姿や、貴重なウンピョウ、絶滅に瀕したアジアサイをウォーキングトレールで至近距離で観察することができる。ここでは、訪れる「人」と「動物たち」を芸術とも言えるような自然を活用して隔てている。
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カテゴリ: 動物園 | シンガポールの観光地