ニューギニア航空
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ニューギニア航空(Air Niugini)は、パプアニューギニア独立国の国営航空会社である。日本へは、首都のポートモレスビーより成田国際空港に乗り入れる。
- 創業:1973年11月1日
- 社名:Air Niugini Limited
- 本拠地:ポートモレスビー・ジャクソン国際空港
- 日本支社:東京都千代田区九段南一丁目6番17号 千代田会館6階
自社保有機材が少ない為に、成田線に使用されているボーイング767が定期整備に入る際には他航空会社の機体をリースして運航している。以前は、その都度様々な航空会社から機体を調達していたが、最近はカンタス航空のB767をウェット・リース(但し客室乗務員はPX社員)して代替運航することが多いようである。
国営企業ということもあり、同社日本支社事務所は「パプアニューギニア政府観光局」の日本事務所を兼ねている。当初は千代田区神田神保町にオフィスを構えていたが手狭になり、2004年4月に現在の九段下に移転した。
現在成田空港では第2ターミナルを使用しており、整備、貨物、旅客等のハンドリング諸業務は、日本航空インターナショナルに委託している。
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[編集] コードデーター
- IATA航空会社コード:PX
- ICAO航空会社コード:ANG
- コールサイン:Niugini
[編集] 就航都市
かつて(1977年から1981年にかけて)鹿児島と福岡にボーイング707で乗り入れていた。また、関西国際空港開港後(1997年~1998年)、関西空港にエアバスA310で就航していたが、すぐに運休となった。(参考図書:旅客機雑学のすすめ 谷川一巳:著 山海堂:2000年刊 より)2002年4月、B滑走路暫定オープンに伴う発着枠増により成田国際空港に「ボーイングB767-300ER」で就航。現在、週1便(土曜発着)のみの運航で、更に増便を希望しているが成田の発着枠が確保できず実現していない。
[編集] 保有機材
ニューギニア航空の保有機材は以下の航空機が含まれる:
- ボーイング767–319型機 1機
- フォッカー 100型機 3機(Alliance Airlinesからのリース)
- フォッカー F28-4000型機 3機
- DHC Dash 8-200型機 4機