ハロ

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ハロ

1. Halo　円光、暈、光暈。
   1. 聖者の頭上や背後に描かれる後光、円光を指す。
   2. 気象用語。太陽や月にかかる内暈・外暈を指す。
   3. 天文用語。銀河の円盤部を取り巻く、希薄な星間物質や球状星団の分布している領域。本稿で詳述。
   4. テレビの受信状態が悪い時に、像の周囲を取り巻くモヤのようなものを指すこともある。
2. Halo　化学でハロゲン化物を表す接頭語。トリハロメタンなど。
3. Haro　アニメ『機動戦士ガンダム』及びそれ以降のシリーズに登場する、架空の小型球形ロボット。ハロ (ガンダムシリーズ)を参照。
4. Haro　お笑い芸人。名の由来は3.より。ハロ (お笑いコンビ)を参照。

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ハロ（ハローとも）は、銀河全体を包み込むように希薄な星間物質や球状星団がまばらに分布している球状の領域を指す。

人類のいる直径10万光年の銀河系は、太陽質量の数百万倍という超巨大ブラックホールが存在すると言われている中心核（バルジ）と、それを取り巻く直径10万光年の渦状腕の円盤（ディスク）から成り、この部分には恒星や星間物質の大半が存在する。そのさらに外部には、銀河の中でも非常に古い星々から成る球状星団が、銀河系を中心として直径15万光年ほどの球状に分布している。これがハロである。