バギオ
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バギオ(Baguio)は、フィリピン北部ルソン島のコルディリェラ行政地域(Cordillera Administrative Region, CAR)にある都市で、この地域の中心的な存在である。ベンゲット州の領域内にはあるが、どこの州にも属さない独立した都市である。バギオは観光地であり、近くにあるUNESCOの世界遺産にも登録されているコルディリェーラの棚田群など、見所が豊富で多くの観光客が訪れる。面積は49km²、人口は252,386人(2000年)である。 高地にあることから年中冷涼な気候で、3月から5月にかけて大統領府などの政府機関が移転する。このことからバギオは「サマーキャピタル」とも呼ばれている。