バクー県
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基本情報 | |
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首都 | バクー |
設置期間 | 1859年-1920年 |
面積 | 34平方ベルスタ (約39,000km²) |
人口 | 79万人 (1897年推計) |
バクー県(ロシア語:Бакинская губерния)は、現在のアゼルバイジャンに設置されたロシア帝国の県(グベールニヤ)の1つ。首都はバクー。
1848年にシェマハ県(Шемахинская губерния)として設置されたが、1859年の地震でシェマハ市が大きな被害を受けたため、首都をバクーに移し、バクー県となった。バクー郡、クバ郡、シェマハ郡、ギョクチャイ郡、ジェヴァト郡、レンカラン郡の6郡を管轄する。
1897年の統計では、総人口は79万人と推計されている。総人口の6割程度はアゼリー人が占るが、ロシア人、アルメニア人、タルイシ人、タート人、ペルシア人等の少数民族を含む。
[編集] 歴代県知事
- ドミトリー・スタロセルスキー(在任:1867年-1875年)
- ヴァレリー・ポゼン(在任:1875年-1882年)
- ユスチン・ギュプシ・フォン・グロンスタル(在任:1882年-1888年)
- ヴラジミル・ロッジ(在任:1888年-1899年)
- ドミトリー・オジンツォフ(在任:1899年-1904年)
- ミハイル・ナカシゼ(在任:1904年-1905年)
- アンドレイ・ファデエフ(在任:1905年)
- ヴラジミル・アルイシェフスキー(在任:1905年-1915年)
- レオ・ポトゥロフ(在任:1916年-1917年)
[編集] 外部リンク
カテゴリ: アゼルバイジャンの歴史 | ロシア帝国