フランケンシュタインの復活
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フランケンシュタインの復活 Son of Frankenstein |
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監督 | ローランド・リー |
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製作 | ローランド・リー |
脚本 | ウィリス・クーパー |
出演者 | ボリス・カーロフ ベラ・ルゴシ |
音楽 | フランク・スキナー |
撮影 | ジョージ・ロビンソン |
編集 | テッド・J・ケント |
公開 | 1939年1月13日 ![]() |
上映時間 | 99分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
前作 | フランケンシュタインの花嫁 |
次作 | フランケンシュタインの幽霊 |
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IMDb | |
『フランケンシュタインの復活』(原題Son of Frankenstein)は1939年、アメリカのユニヴァーサルが製作したホラー映画。
[編集] ストーリー
フランケンシュタイン博士の息子ヴォルフ・フォン・フランケンシュタイン(ベイジル・ラズボーン)が家族を連れて亡き父の居城に戻り、イゴールなる背骨の曲った男(ベラ・ルゴシ)の意のままに廃墟に眠っていた怪物を再生。計略殺人の道具にされた怪物は、実の幼子を救わんと、必死の創造主に煮えたぎった流砂の中へ蹴り落とされ、再び「冬眠期」を迎える。
[編集] シリーズ第3作
脅迫観念の強い主人公が、父の名と彼の創造してしまった怪物のそれが混同されていることを嘆く‘メタ映画的’心情吐露-これと同様のセリフは、「悪魔の赤ちゃん」(1974年)などの後の父子ものホラーで繰り返される-が印象的だが、前2作と同様ボリス・カーロフによって演じられた怪物は再び物言わぬ存在になり、当初予定されていたこの作品のカラー化を妨げる原因となったというメイクも新味に欠け、むしろ前作の盲人同様、後に喜劇監督メル・ブルックスによって見事にパロディ化されたイゴールや、片手の警部クローグ(ライオネル・アトウェル)らの怪演が光る。
[編集] キャスト
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画作品 | 1939年の映画 | ホラー映画