フランス国鉄BB26000形電気機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フランス国鉄BB26000形電気機関車(-こくてつべーべー26000がたでんききかんしゃ)は、フランス国鉄(SNCF)が保有・運行する交直流両用電気機関車である。1988年から1998年にかけてアルストム社で製造された。愛称は"SYnchrone"(同期(電動機))と"BICourant"(2電源)に由来するSybic。 軸配置はBo-Bo、一台車一モーター方式を採用する。全長17.71m、重量90t。

BB22200形電気機関車の配備後、SNCFは旅客列車を時速200kmで、さらに重量貨物列車も牽引できる交直流電気機関車を製造することにした。電源は直流1500Vと単相交流25kV50Hzに対応する。また、電動機はTGVアトランティークで開発された技術である三相交流同期電動機を2機搭載し、5600kWを発揮する。
BB26000形電気機関車は233台が製造されフランス各地で使用されている。